その瞳に映るのは ページ25
優斗side
『お前バカなの？』
｢はい、すみません｣
『本当にバカ…なんで地雷踏みに行くんだよ』
｢言葉もありません…｣
そうやんが作ちゃんを見る目や雰囲気に
違和感を感じて。
軽い気持ちで聞いてみたら、案の定無自覚だったみたいで
その後真っ青な顔でカフェを飛び出してしまった。
とりあえず、如恵留くんに謝って代金を払った後
追いかけたけどどこに行ったか分からないから、縋るような思いで瑞稀に電話をして今に至る。
『作ちゃん?の所へ行った可能性は低いか…、
何かヒントはないの？』
｢んー、ヒントって？｣
『猪狩の、行きそうな場所。
此処が好きだーとか、思い出の場所だとか？家に帰るわけないし』
｢そうやんの、好きな場所…｣
そんなの
分からない
会って2回目なのもあるけど、そうやんの好きなもの
誕生日とか、血液型とかでもいいのに
何も知らない。
知ってるのは、作ちゃんが中学の同級生って事だけ
｢…分からない｣
『は？』
｢初めて会った所…、河川敷くらいしか思いつかない｣
『知りたいと、思わないの？』
｢んー…？｣
『優斗の方こそ、猪狩に…、』
｢なに？｣
『いや…、何でもない。
とにかく、そこに行ってみたら？』
｢？分かった。
ありがとう瑞稀！｣
通話を切り、急いでとりあえずあの河川敷へ向かう。
ーそういえば、そうやんの腕の傷ってなんで出来たんだろう？
※視点変わります
〜蒼弥side〜
作ちゃんが好きなの？
恋愛対象として
優斗にそう言われた瞬間、頭が真っ白になった。
すぐに否定しなかったのは、出来なかったのは、そういうことなのかな？
いや、そんなのある訳ない
様々な思いが、頭の中をグルグルと回ってる。
そうして気付いた時には、カフェを飛び出していて
今日登録したばかりの、連絡先に電話をしていた。
『もしもし…、ガリさん？』
｢作ちゃん、｣
｢知ってたの？
…俺が、作ちゃんが好きだって｣
『……、ガリさん』
｢知ってたから、気付いたから離れたの？｣
『ガリさん』
｢答えてよ作ちゃん｣
震える声で、問い詰める。
ずっと気になってた
作ちゃんが、連絡先も教えずいなくなった理由
だから、もしかして…
『ごめんね、ガリさん』
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中月さん(プロフ) - 桃さん» レス遅れてすみません、ありがとうございます。結末はまだ分からない状況ですが気長にお待ちください！ (2018年10月17日 11時) (
レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - はじめまして！私は瑞稀担ではしみずが好きなのですが、このお話が1番好きです！ゆとそやにこれからはしみずがどのように絡んでくるのか今からとてもワクワクしています。これからも頑張ってください！ (2018年10月8日 19時) (レス) id: ea97869320 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 空さん» いえ、コメントありがとうございます!!スランプで思うように書けなくて悩んでいたので凄く嬉しく思います。拙い文章ですが、これからもよろしくお願いします♪ (2018年8月28日 23時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
空 - はじめまして。私はまだ最近好きになったばかりでにわかと言われるほどの初心者ですがこのお話がすごく大好きです。上から目線みたいな言い方になってしまうかもしれませんが更新頑張って下さい。楽しみにしてます。 (2018年8月28日 23時) (レス) id: b4361413e4 (このIDを非表示/違反報告)
中月さん(プロフ) - 花*花さん» ありがとうございます、そういってコメントは嬉しいです!楽しみに待っていてくださいね！ (2018年8月3日 20時) (レス) id: 4fb56a48c0 (このIDを非表示/違反報告)
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