２１ 頼らずとも、必ず ページ22
中原ｓｉｄｅ
中「...いいのか？芥川は誰よりもお前に会いたがってたぞ。」
「いいも何も、太宰が駄目だっていうんだから私はそれに従うのみ。...��あの日��から私に、決定権なんて無い。」
ケーキの最後の一口を食べ終わり、席を立ったAはそのまま俺達を置いて歩き出す。
同時に席を立った太宰も、その後ろを見つめる。
太「...さて、なら私もそろそろお暇するよ。久しぶりに会ったけど、中也が何も変わらなくて、相変わらずチビで莫迦な脳細胞してて安心したよ。」
中「テメェこそ、Aの事になったら自我忘れて暴走しかけてたじゃねーか。束縛し過ぎる男は嫌われるぜ？」
太「えぇ？今まで女の子１人とすら付き合った事もない、寂しい中也くんには言われたくないなぁ。あ、これA情報ね。」
中「...やっぱりお前は今すぐここで殺すっっ！！！」
物騒だなぁ、と言いながら戦闘態勢に入ってる太宰。
異能力さえ使わなければ太宰の体術のレベルはそこまでで、少なからずポートマフィアにいた頃は中位だった。
太「１つ警告だよ、中也...。Aのそれ全般に、これ以上足を踏み入れるのは止めておくんだ。森さんにもそう伝えてくれ。」
中「...理由を聞かせろ。首領はAを取り戻せと命令してる。本来ならそれに従うべきだが...あの時の殺気といい、アイツは何があった。」
太「トラウマ、だよ。あの子の能力は、私達異能力者の力よりも恐ろしいと気付いた莫迦共が、Aに散々と酷い仕打ちを何年も繰り返してきた。今じゃ、
太宰の方が態勢を崩し、俺の拳はストレートに太宰の顔面を殴る...事はなく寸前で止まった。
甘いねぇ、と声が聞こえる。
中「うるせぇ！...首領に、報告はさせてもらうぞ。」
太「なら、森さんに私からも伝えてよ。Aの事は私だけが知っていればいいから、早く全部忘れろって。」
中「お前、どちらかと言えばそっちが主な理由なんじゃねーのか...？」
太「やだなぁ、中也！私は常に、Aの為だけを思って行動しているのだから。」
ぱっとコートに付いた埃を払い、太宰は俺と逆方向に歩き出す。
中「...もし、何かあったら俺を呼べよ。」
太「やだ。」
やっぱり殺す、と振り返った時にはもう既に太宰の姿は無い。
ﾁｯと舌打ちをしながら、俺も拠点へと帰った。
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チキンカツ - 続きがメッチャ気になります。がんばってください(⌒∇⌒)ノ (2017年2月25日 0時) (
レス) id: 76af138a5e (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 恵美さん» お返事遅れてごめんなさい！！ありがとうございます*(^o^)/*ゆっくりかもですが、これからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - りゅうなさん» ありがとうございます！！ちまちまと遅い更新ですが、できるだけ頑張って行こうと思います( 'ω')b (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - 物部さん» 最初はすぐ消すかも、なんて思っていた作品が多くの人の目に留まり嬉しく思います！！これからも宜しくお願いします*(^o^)/* (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - みんさん» お返事遅れてごめんなさい！！好きと言ってもらえて嬉しいですヽ(^0^)ﾉこれからも宜しくお願いします♪ (2016年12月25日 12時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年12月7日 20時
