居候が増えたんだが ６ ページ6
クロｓｉｄｅ
貴「ねぇクロ、クロってば...！！」
ク「...。」
絶対に、Aを戦闘に巻き込みたくない。
俺達の後ろには、椿がいる。
椿の事、主人と真祖の関係、下位としての役目...。
全てをAが知ってしまえば、Aは間違いなくこちら側の者になってしまう。
ク「(...駄目だ。俺は、Aを巻き込みたかったんじゃなくて、ただ一緒に...。)」
また、間違った選択肢を選んだのかもしれない。
俺があの時Aを下位にしなければ...いや、でも俺はコイツに傍にいて欲しいって思ったんだ。
自分の都合だけでAを人間から吸血鬼にして、なのに吸血鬼について何も教えないのは都合が良すぎる？
いや、でも、違う、いや...。
貴「クロ、危ない...！！」
ク「っ！？」
後ろからﾄﾞｽｯ､と刃物が突き刺さる感覚。
ひぃ、と声が上がったのと同時に、大切なものが自分の横を通り過ぎていったのが見えた。
ク「A...！！」
辺りの風景は変わり、ﾎﾟﾂﾎﾟﾂと雨が降り始める。
ｺﾝ､と聞き覚えのある音に、額からは冷や汗が流れた。
椿「やぁ、兄さん。久しぶりだね？」
ク「...椿。」
椿「あは、あははははははははははははは！！！」
��あー…面白くない。��
そう聞こえたのと同時に、椿や椿の
そこにはAの姿もあるがオトギリの糸のせいで動きは封じられており、かつベルギアがAの首に光らせている剣のせいで、迂闊に手も出せない。
椿「兄さんって、
ク「…Aを離せ。」
椿「あはははははははははは！！！…そんなに大切なんだ…��これ��。」
にやり、と笑った気配がした。
ク「…っ、返せ！！」
ベ「おっと、駄目だよォ
椿「後は任せたよ、ベル。」
ベ「はーい、つばキュン♪」
遠くからはいや、と叫ぶAの悲痛な声が聞こえる。
その声を聞いた途端、我を忘れ目の前の敵を打ちのめし、一目散に椿のいる場所へと向かい、牙を向ける。
椿「…そうやって、先生も殺したんだ。」
ク「っ！！」
はっ、と我に帰った時、椿もAもいなかった。
そのまま俺は地面に崩れ落ち、どうする事も出来なかった。
‹‹(´ω` )/››‹‹( ´)/››‹‹( ´ω`)/››
next→真昼。
テスト終わった٩( ᐖ )و
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NANA - 面白い！期待！ (2016年10月7日 22時) (
レス) id: 34c39fb156 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リヒたん達出てくるの楽しみに待ってます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（笑） (2016年10月4日 8時) (レス) id: 97a9255fca (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - イルカさん» 同士が沢山いて嬉しいです！！リヒたん達まだ出してないので、そろそろ出したいなぁって思いながら取り敢えずは椿（笑） (2016年10月4日 7時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！！少しずつですが、頑張って更新させてもらいます(≧ω≦)b (2016年10月4日 7時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 私も怠惰と強欲組好きですよぉぉぉ(テンション高くてスイマセン)更新すごく楽しみにしてます！更新頑張ってください！あ、でも無理はしないでください！ (2016年10月4日 1時) (レス) id: 97a9255fca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年9月26日 19時
