居候が増えたんだが ７ ページ7
真昼ｓｉｄｅ
全力で後を追ったつもりだったが時はすでに遅かった。
真「クロ！！」
ク「っ、真昼...。」
真「クロ、それどうしたんだよ！？Aは？それに...ベルギア！？え、まさかクロ、ここに椿が...！！」
クロは座ったまま、上を向こうとしない。
後ろからはベルギアの楽しそうな笑い声が聞こえ、気分が悪くなる。
ベ「酷いよねェ〜。ソイツってば、僕のコト本気で殺しに来たんだよォ？獣だよ、本能のままに��殺す事��しかできない化物だ。」
血を流しながら地面に這いつくばり、笑うベルギアもきっとクロがやったのだろう。
…酷い光景、だが1つだけ訂正がある。
真「クロはそんな奴じゃない！！変わったんだ、自分の過ちに気付いて後悔して、今は守り抜きたいと思う人がいる。もう他人を傷付ける奴なんかじゃないよ。」
ク「ま、ひる…。」
真「お前こそ、いつまでもそこで座ってないでAを助けにいくぞ！！椿だろうと、俺は、俺達は絶対に負けない。…そうだろ？」
ク「...ふ、お前少年漫画の読みすぎ。ほんと、向き合えねー…。」
そう言ったクロは、さっきと違って笑っていた。
ぐっとその手を引っ張り、身体を起こす。
真「...とは言ったものの、椿は何処にいるんだろ？」
ク「...そんなの、アイツに聞けばいいだろ。」
アイツ、と指を指した方向にはベルギアが倒れている。
ｶﾞﾌﾞﾘ､と噛み付いた場所から血を抜かれ、代わりにクロは力を手に入れた。
...今度笑ったのは俺達の方だった。
ベ「え、ちょっと待ってよ。確かに僕は吸血鬼だから死なないけど流石に
真「椿は何処にいる？」
ベ「ひぃ、分かった僕が案内するから！！だからそれをしまってよ！！」
ク「...案外ちょろいもんだな。」
ボロボロになって人形の姿に戻ってしまったベルギアを掴み、椿の所へ案内させる。
ベ「バーカ、バーカ。...椿の罠に嵌っちゃえ。」
真/ク「...。」
シンプルな考え方でいい。
...兎に角、今はAを助け出す事だけを考えよう。
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NANA - 面白い！期待！ (2016年10月7日 22時) (
レス) id: 34c39fb156 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - リヒたん達出てくるの楽しみに待ってます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（笑） (2016年10月4日 8時) (レス) id: 97a9255fca (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - イルカさん» 同士が沢山いて嬉しいです！！リヒたん達まだ出してないので、そろそろ出したいなぁって思いながら取り敢えずは椿（笑） (2016年10月4日 7時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
nahiisu@TAKUYA∞厨(プロフ) - さやかさん» ありがとうございます！！少しずつですが、頑張って更新させてもらいます(≧ω≦)b (2016年10月4日 7時) (レス) id: ce1eb46aa3 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - 私も怠惰と強欲組好きですよぉぉぉ(テンション高くてスイマセン)更新すごく楽しみにしてます！更新頑張ってください！あ、でも無理はしないでください！ (2016年10月4日 1時) (レス) id: 97a9255fca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花梨
| 作成日時：2016年9月26日 19時
