第46話 ページ28
(一体どうしたらいいんだろう...、そもそも好きってなんなの。)
オビから告白され、どうやって顔を合わせようか悩んでいたのにあまりにもいつも通りすぎてさらに悩みは深くなる。
(そもそもオビは本気なのかな。)
悩めば悩むほど泥沼にはまっていく。
「A?どうしたの?」
「白雪!いや、なんでもない。」
「なんでもないって様子じゃないよ?私でよければ聞くし...。」
(オビからの告白、言ってしまってもいいのかな。)
「え、いや、話したくなかったら話さなくていいからね!!人に話した方が楽になるかなって思っただけだから!」
「...!そんなこと初めて言われた。」
(白雪になら話せそう。それに秘密にしてくれる。)
「おやおや、つれないな、いつも私が言ってあげているというのに。」
「イザナ陛下...。」
いつの間にか恐怖を感じることもなくなった。
「いや、Aがいつの間にか俺から離れていったのがすこしさびしかったまでだ。邪魔して悪かったな。」
イザナの言葉に少し違和感を持った白雪。
(俺から離れていった...?Aってイザナ陛下と仲良く話すイメージがあまりない...。)
「ほんとに嵐のような人だな。」
「ゼンとは別の意味でだね。」
「この血筋は皆人騒がせなのか。」
「ほんとだ。」
どちらからともなく顔を合わせ、吹き出す。
ひとしきり笑った後、話はまた戻った。
「聞いてくれるのか?」
「!もちろん!あれだよ、ほんとに無理しなくていいからね!?」
白雪の言葉に目をぱちくりさせた後、ふっと笑いながらAは言った。
「無理なんてしていないよ。」
「とりあえず、私の部屋に行く?」
「いや、いつも白雪の部屋にお邪魔しているし、私の勝手な話だから今日はこっちでも。」
「Aが部屋に来るのは嬉しいことだし、Aの勝手な話でもないけど、久しぶりだしそっちにお邪魔していいかな?」
「ああ。じゃあ、行こう。」
そしてAの部屋に到着。
「前に来た時よりもなんか賑やかだね!」
「オビにも言われた。」
「同じこと思ったんだね...ってオビ、Aの部屋に来たの!?」
「ああ。」
「まさか、窓から...。」
「いや、ちゃんとドアからだったぞ?」
「そ、それならよかった。」
2人でテーブルの上にお茶とお菓子をセッティングして、女子会のようなものが始まった。
「で、Aはなんで悩んでたの?」
「...オビのこと。」
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える@低浮上(プロフ) - ワンダーランド☆さん» わああありがとうございます!! (2016年9月3日 23時) (レス) id: 452b3821d2 (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - える@低浮上さん» 嫌なわけがないです!!ぜひぜひよろしくお願いします!! (2016年9月3日 23時) (レス) id: 56d0db472c (このIDを非表示/違反報告)
える@低浮上(プロフ) - 失礼します、あの、もしよかったらあなたの作品のスピンオフを書かせていただいてよろしいでしょうか……!! 嫌なら全然構いません! (2016年9月3日 22時) (レス) id: 452b3821d2 (このIDを非表示/違反報告)
ワンダーランド☆(プロフ) - えるさん» ありがとうございます!頑張りますねー! (2016年7月31日 16時) (レス) id: 56d0db472c (このIDを非表示/違反報告)
える(プロフ) - オビ好きなのですごいおいしく読みました!!更新まってます! (2016年7月30日 14時) (レス) id: 5e75a04cfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ワンダーランド☆ | 作成日時:2015年12月16日 20時