検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:7,105 hit

練習 ページ32

2週間後、魔力を使う為の勉強がはじまった。
どうやって魔法を使えばいいのか聞くと想像をすればいいとの事。

…単純明快な答えである 取りあえずやってみるかと思ったのだが…。
イメージ、か。
これが中々上手くいかないのだ…頭では分かっているつもりなのだが出来ないのだ。
何回か繰り返している内に段々イラつきと焦りを感じ始めた。
大丈夫だ…一旦、落ち着こう。
前世では二次創作だが創作をしてたんだ…想像力は人並みより多少はあるはずだ
深呼吸して目を瞑る…

──拳銃。

ゴトッ…と音が聴こえる
…まさかと思い目を開けると目の前に拳銃が落ちていた。
おそるおそる手に取ると銃口が自分の方を向いていた。
冷や汗が流れる。
リボルバー式の拳銃を恐る恐る手に取り、前世の知識でシリンダーを横にスライドして確認する……弾が入っていた。実弾のだ
「ひっ…」
大丈夫かい?と博士に言われたが全く大丈夫ではない!
全く使ったことが無い…いや、一生使わない代物だと思っていたからだ
私は法を犯した事がない真面目な日本人だった筈なのに…

…どうしてこんなことに?冷や汗が流れてくる……手が震えてきた 怖い……怖すぎる。
私に誰かを殺せと言うのか?
嫌だ……絶対に嫌だ!! これは夢だと現実逃避しようにも出来ない
冷たいのだ拳銃が現実だと伝える様に。

シリンダーを戻そうとするが手が震えて上手く戻らない。
どうしたら良いのか分からずパニックになりそうになっていると博士が声をかけてきた。
大丈夫だよと言って拳銃を持ってくれた。
慰める様に頭を撫でられた。
「今日はもう疲れただろうから終わりにしようか」
もうすぐお昼の時間だからね。と言って頷いた。

狙撃練習→←ソウルの色



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:Undertale , UndertaleAU
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Mizin(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» コメントありがとうございます。好きと言っていただけて嬉しいです。 (3月22日 18時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - 何回見ても好きです この小説 (3月21日 8時) (レス) @page44 id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
Mizin(プロフ) - にぃさん» ありがとうございます!! (8月18日 13時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - 面白い! (8月18日 8時) (レス) id: ca89a6fb10 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Mizin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。