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菫。縺倥※ ページ28

私が話している間、彼は黙って聞いてくれた。
ただ、相槌を打ってくれるだけ……それだけでも十分だった

「それで…どうしてこの世界の住民達が優しいのか分からない。その優しさが痛くて…」
「そっか…」
うーん、と呻っているようだが何か考えがあるようだった。
少し経ってから口を開いた。
「その優しさを信じれば良いんじゃないか?」
「信じて裏切られた時はどうする?」
「その時はうまく考える!」
ふっ…と少し笑ってしまった
「そっか…信じれば…」
メモ帳を取り出し、書き込むことにした。
『モンスター達の優しさを信じて。』
そう書き、メモ帳を閉じた。

「ありがとう。貴方は優しいのね」
「どういたしましてッ!」
「…1つお願いがある。」
「いいぞ!」
「もし、また私が来たらそれは私じゃない。私に似た誰かだからそれを覚えておいて欲しいの」
「?取り敢えず、また来たらはじめましてって事か?」
「そう…初対面なのにごめんなさい。」

また話そうと約束してドアから離れた。
そして、その場を去った。
私は、彼の事は忘れられないだろうと思った。
だって、この世界での初めての友人なのだから。
モンスター達は皆、優しかった。
だが、やはり何処かに影があるような気がした。

…そんなの気のせいと思いたい。そんな考えは消し去りたい。
信じれば良いと教えてもらったんだ。
…だから、アキラはきっとモンスター達と打ち解けられるだろう。
そう思える気がしたんだ。
研究所の前で横になって意識を手放した

熱→←繧「繧、繝ェ繧ケ縺ョ闃ア



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Mizin(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» コメントありがとうございます。好きと言っていただけて嬉しいです。 (3月22日 18時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - 何回見ても好きです この小説 (3月21日 8時) (レス) @page44 id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
Mizin(プロフ) - にぃさん» ありがとうございます!! (8月18日 13時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - 面白い! (8月18日 8時) (レス) id: ca89a6fb10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mizin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月17日 20時

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