前世よりも危険が危ないのですが

提案 ページ18

「heh…なぁ、ここで暮らさないか？」
「…はい？」
《コイツ、イカれてるよ》
《ツバサに言われたくないだろ》
《んだと！？》
《ユウヤ、煽らないで》

「え、でも…」
「俺から色々と言うこともできる…それにどのみち死ぬなら楽しい思い出作って老衰で死んだ方が良いだろ？」
「確かにそうでしょうけど…」
「モンスターにとってニンゲンの寿命は一瞬だ…」
確かに…人生100年とも言われるがモンスターにとっては一瞬の出来事にしか過ぎない
「…」
《一旦、会議するけどアキラが決めて》
とシュウに言われ時間を取るため考えたいと言って1人にさせてもらった

「…皆、どう？」
《僕的にはアリ〜、面白いし》
ツバサは良い意味でも悪い意味でも自分をまげないところがある
《でも、一部暴走状態だぞ？そんな所に》
ユウヤは冷静な所あり…たまにツバサを煽っては喧嘩するところを除けば
《危険と言っても…結局殺される…シュウは？》
ツカサは正論やら知識をうまく使っている。流石、知識塔だ

《…ちょっと意見がゴチャゴチャなんだ。楽しく暮らしたいのも分かるし、危険なのも分かる》

頭の中が静かになった
行き詰まりか…と思っていると女性の声が聞こえた。

《決定権はアキラなんでしょ？アキラ的にはどー？》
彼女はサクラ。女子高生のような言動を取る
まるで、前世の私が憧れていた学校生活をしていそうな感じだ

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