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プロローグ ページ1

「…」
何日経ったんだろうか?
創作に関わる事をやめたのは
いつからだろう。
それこそ毎日のように書いていたのに。
小説は好きだし、書くことは楽しいと思う。でも…

─何のために書いてるんだろうな…。

そう考えると、もう筆を執る気にはなれなかった。
最近は実況や音楽ばかり聴いている
小説サイトには多分、行かないだろうな…
と思いながら、私は目を閉じた。

─ピピッ!ピピッ!ピピッ!ピピッ!

アラームの音で目が覚めた。
時間を確認すると7時30分だった。
カーテンを開けると眩しい陽射しが入ってくる
気分転換に外に出よう…
そう思い、着替え外に出た
いつもならベッドの上で寝転がって時間を消耗するだけだが何故か今日だけそう思った
どうせなら遠出がいいと思い、駅に向かった
2、3駅離れた所に行こう…
駅のホームでぼーっとして電車が来るのを待っていた

【2番ホーム、電車が参ります。黄色い線の内側に─】
アナウンスが流れ、そろそろ来る…そう思っていた
「─っ!」
いきなり後ろから強く押され、咄嵯の出来事に対応が出来ずそのまま線路に落ちてしまった…
落ちていく瞬間、走ってくる電車が見えたが遅かった。

あぁ、私はここまでなんだと思ったその瞬間─

グンッ…という音が鳴った
…いまだ来る筈の衝撃が来ない
「…?」
─え?と思った
時間が止まっているのだ
電車の方を横目で見ると車掌がこちらを見て驚いている
突き飛ばされた方向を見ると男が突き出した体制をしている
周囲は驚いている表情だ
(どうなっているの…?)
混乱していると頭の中で声が聞こえた

─全く、最近の若者は命を粗末にするものが多くて困ったものだ

(─誰?)

─…創造主、といった所だ

創造主…神様みたいなものなのかと思っていると

─左様。

どうやら考えていることが筒抜けみたいだ…
(…それで、神様がどうしてこんな場面で止めたの?普通なら)

─助けるとでも?信仰心の欠片もない者を何故助ける必要がある?

正論を言われ、ぐうの音も出ない…
(それならさっさと逝かせてくれませんか?)
こうして焦らされるのはなんとなく癪に触る…

─待て、こうして止めたのには訳がある
話を聞いてくれと言われるが聞かされている、の間違いではないのか?と思いながら聞くことにした

・→



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Mizin(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» コメントありがとうございます。好きと言っていただけて嬉しいです。 (3月22日 18時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - 何回見ても好きです この小説 (3月21日 8時) (レス) @page44 id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
Mizin(プロフ) - にぃさん» ありがとうございます!! (8月18日 13時) (レス) id: 64f8ddb167 (このIDを非表示/違反報告)
にぃ - 面白い! (8月18日 8時) (レス) id: ca89a6fb10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mizin | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年12月17日 20時

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