古明地こいしはヒーローになりたい (ページ14)

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１４　戦闘訓練③ ページ14

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さて、いよいよ私の試合となりました

ヒーローチームメンバーは私と葉隠さんと尾白君、敵チームは轟君と障子君です

隠「宜しく！私は透明になれるから索敵を主にしたいな！」

尾「俺は個性がこのしっぽだから、近接が得意だな」

『私は薔薇のツタを操れるので、遠距離型かな
　何かこうしたいとかあったらどうぞ』

尾「じゃあ俺から。

　個性把握テストを見るに、轟は氷を操る遠距離型だ。
　しかも尻尾を凍らされたら俺は使い物にならなくなるから、轟は俺にとって相性が悪い。

　それに比べて障子は身体から目とか手とか出すタイプだし、手足のリーチ的にも近距離になると思う。
　相性的には俺が有利になるんじゃないかな。」

隠「確かに入学したばっかで相手の詳しい実力も分からないし、今回は相性で戦う相手を組んじゃってもいいかもね」

『私からも。

　さっきの尾白君の話についてなんだけど、
　尾白君が、轟君のいない状況で、障子君と戦いたい場合、私か透ちゃんで轟君を既に捕縛、または違う場所に留めておく必要があるじゃん』

隠「そうなんだよねー…私は氷を避けれても、武器持ったら居場所分かっちゃうし、成すすべが無くて直接的な戦闘力にはなれない…」

『私も氷が特に脅威
　ツルで捕縛まではいけても、ツルを凍らされたら簡単に割れちゃうんだよね、だから…』

隠「決定打は尾白君が最適ではある…」

尾「出来れば、氷守れる盾が欲しいんだけど…古明地さんってツルで盾いける？」

まっていました

『あの、それについて作戦があるんだけど…

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ちなみにですが、古明地ちゃんは協力プレイをせずとも相手チームを倒せます(無意識使用→敵の後ろに回って手刀→敵気絶)

でもそれだと協力プレイスキルが伸びないので、個性【第三の目】は無意識をハンデに、プラス個性【薔薇】で戦う想定をしています