♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡▶♡ ページ14
「んん…どうやろ」
『ええ！いらっしゃるんですかあ』
ピンク色の瞳がゆっくりと笑うように細くなる。焦らすように言葉を途切れさせた沈黙が酷くじれったかった。なんだか不覚にも泣きそうになって顔をうつぶせればほっそりとした冷たい手がつん、と控えめに肩をつついた。ゆるりと顔を上げれば嬉しそうになぜか笑う彼がいて少し不思議に思った。
「形だけです。でもほんまにその人が好きならわざわざ家を出ないし、
Aさんとも話すことはなかったと思いますよ」
『ふふ、ほんとですか』
敬語でかしこまるアマノさんに面白さと、言葉の意味に嬉しさを感じて今度は不覚にも頬が緩んでしまう。失礼なのに！と慌てて口元を覆ってそっぽを向く。ちらりと一瞬みた彼の瞳は酷く歪でどす黒い何かがとぐろを巻いて待ち構えているような気がして少しだけ背筋が冷えた。今日はすこし寒いですねなんて少し雑談してからベランダから退散して鍵をかけてしっかりカーテンも閉めた。なんとなく。当たり前なのだけどそうしなければならない気がして。
知らなかった。
ほんとは、気づいてたのかもしれないけど。
少しずつ噛み合ってたと錯覚してた歯車が歪みだして
────────ついに弾けた。
続く (更新停止中)
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白玉こ(プロフ) - 更新ずっと待っておりました😭！！！！！この小説の虜なので本当に嬉しいです‥！！続き楽しみにしております！！！ (3月17日 1時) (
レス) @page14 id: e18dbc994e (このIDを非表示/違反報告)
🍄 - わー！！！rbr最高すぎません！？まっじでぇ好き♡続き楽しみです！ (10月22日 17時) (レス) @page11 id: b1dd06e495 (このIDを非表示/違反報告)
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