嫌味な先生 2 (和牛:水田さん) (ページ36)

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[川西サイド]

卒業式も終わり、

保健室に戻って書類の整理をしていると

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

『？……っ…おぉ〜………やっとやん』

信二とAが2人で来た。

『何2人してニヤニヤしてんねん気持ち悪い』

2人『……』

『……何やねん…ニヤニヤすんなて…』

2人『………』

『………はいはい、おめでとう！』

2人『ありがとう〜』

『何やねんほんま…ww』

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

亜生『川西先生〜…ぁ……』

亜生くん…

亜生『卒業おめでとう』

と、そのキラキラした笑顔をむけてくれた。

『……亜生くんも、おめでとう』

川西『お？A、さっそく浮気？ww』

『っは！？』

亜生『付き合いだすん早ないですか？ww
卒業したんさっきですよww』

水田『うるさいわ…
てかお前は何しにきてん』

亜生『僕は川西先生に
3年間のお礼言いに来ただけです

相談とかずっと乗ってもらってたし。』

水田『相談？』

亜生『勉強も部活も…恋もな』

水田『｢恋｣の時だけA見んなや！
亜生お前、往生際が悪いぞ！
諦めたんちゃうんか！』

亜生『諦めるとか一言も言うてませ〜ん！
いつでも奪う隙を見計らってます！』

水田『なんやそれズルい！
てか何で賢志郎に相談すんねん…』

川西『一応[保健室の先生]やもん
生徒が相談する相手といえば俺やろ』

水田『なんのドヤ顔やねん。

てか亜生お前、兄ちゃんおるやん！
昴生に相談したらええやんか！』

亜生『あんなん、あてにならんわ！
ずっと変なことしてるし。』

川西『兄ちゃんをあんなんとか言うなやww』