嫌味な先生 2 (和牛:水田さん) (ページ28)

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川西『……

ど、どうしたん…？』

河井『書類とか持ってきた。
Aの怪我のも一緒に。』

水田『………』

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
ｶﾞﾁｬｯ

川西『はい川西です…
あ、はい…は〜い行きます。

ちょっと職員室呼ばれたから行くけど…

あの…喧嘩とか、せんといてな…』

水田河井『……』

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

水田先生とゆず兄…2人きりじゃん…

河井『……気づいてるんやろ、どうせ。』

水田『何が…？』

河井『Aの気持ち。』

……は？！私！？

何！？き、気持ちって………え！？

水田『……』

河井『いつまで逃げるつもりやねん。
逃げても何も変わらんぞ。』

水田『逃げてないし、なんもない。』

河井『あっそ

…なら教えたるわ。
Aはな、お前の事が好きやねん。』

何言ってんのゆず兄！？

河井『………お前も同じ気持ちなんやろ。』

………え？

水田『っ………』

河井『……図星やろ？』

水田『知らん。お前には関係ない。』

河井『弄んでるだけなんやったら
今すぐ止めろ。
これ以上あいつに辛い思いさせるな。

ほんまは…今回あいつがケガしたのも
お前の話してる時に、
Aが動揺して起こった事故やねん。

でも……

本気で好きなら
ちゃんとそばに置いとかんと知らんで。

好きなら悲しますような事すんな。
好きならちゃんと責任もて。

先生と生徒ていう関係なんやったら尚更や』

水田『……何やねん…責任て
どうやって取んねんそんなん……』

河井『そんなん知るか。

[担任]なんやったら知ってるんやろどうせ。
亜生と付き合ってたことも
他の奴にも興味もたれてることも…

取られた後に後悔しても知らんからな。』

水田『………その他の奴て……

そん中にお前も入ってたりするんか…？』

河井『そんなんどうでもええねん。

……入ってても入ってなくても
あいつはお前しか見えてない。』

水田『……そ。

どっちにしろ…俺はAが卒業したら
ちゃんと伝えるつもり、やから……』

河井『……そうか。』

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

川西『……ﾀ､ﾀﾀﾞｲﾏ…』

河井『あ。賢ちゃんこれここ置いとくな。

…じゃあな。頑張れよデブ』

水田『お前……

ありがとう、70点男』

河井『うっさいわボケ！』

川西『騒ぐな！』

水田『騒ぐな〜』

河井『ほんま腹立つわww

じゃ〜な〜』

水田『www』

ｶﾞﾗｶﾞﾗ…

川西『なん話したん？』

水田『ん〜……怒られた。』