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☆Onoside ページ10

(貴「大輔は何もわかってない!」)



大「俺は…Aのことを分かってたようでなにもわかってなかったのかもしんねぇな…。」



A…。



チクン…



…なんなんだよ。



なんで…。



(達「いいよ、大丈夫。ありがとな。大輔…くんだっけ。ごめん。いう通りだな。A、ごめんな」)



なんであんなに儚くて切ない顔するんだよ…



(貴「ひーくん!?」)



なんであんなに悲しい顔するんだよ…




あぁ、そうか俺には二人の間に入る隙はないんだ。



なら、Aも達央くんも俺は応援しよう。



大「うまくいかねぇもんだな…ハハハ…」



気がついたら俺は二人を探すために走っていて



貴「ひーくん…、離れなくていい。泣いていいんだよ。私はハブられても気にしない。だって…ひーくんがいるから」



達「…っう、うぅ…ありがと…っA…。」



本当に辛かったんだって、あんな事言った自分でさえ同情してしまうくらい達央くんの鳴き声は儚くて、達央くんを抱きしめるAは本気で達央くんを守ろうとしているのがわかった。



大「達央くん」



応援するって決めた。



友達として、しっかり二人を受け入れよう。


達「あ、えっと、ご、ごめん、離れる。」



大「いや…いい。俺もごめん。ひどい言い方した。マジでごめん」



達「いや、Aのこともっと考えるべきだった、ごめん。A、大輔くん」



貴「二人とも…」



大「今日で達央くんがすっげーいいやつってわかった。あとA、さっきはごめんな。」



貴「ううん、わかってくれたならいい。…。じゃあさ、前のことは水に流して…よろしく!」



大・達「おう!」



貴「ひーくん」



達「ん?」



貴「ひーくんって勉強できる?」



達「ん〜、普通かな?」



普通…。



いや、ちょっと待てよ。



大「…。あ、やっぱり。」



貴・達「ん?」



大「A、これみろよ」



貴「ん?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
期末テスト順位…


1位鈴木達央


2位◯◯◯◯











ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



貴「ファっ!?」



大「達央くん?これのどこが普通なのかな?w」



達「…。」



貴・大「ひーくん?/達央くん?」



達「ごめん、ハブられたのそれもあるから…言いたくなくて」

☆ 三人称→←☆(三人称)



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作者名:鈴木真琴 x他2人 | 作成日時:2016年3月2日 13時

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