【魔入りました！入間くん】甘い香りがする彼女は愛される。VOL.14

第131話 色香の虜 ページ7

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カムイ｢そーーーーッれい！！｣





___ドドン！！




魔獣｢ボスクラスが突進しても崩れないとは…！｣
魔獣｢なんて堅牢な城なんだ！！｣


カムイ｢開城方法は正面突破のみ…か。
"魔術"で造られた城とは実に厄介…


この魔術の熟練度…！
まさしく匠の技！！｣




…






__バチッバチチッ

ピケロ｢……｣


《アガレス家 家系能力 寝床(マイエリア)
地面だと認識したあらゆる物質の操作が可能。》





ピケロ｢城回りを攻めてた奴らが引き下がったっぽいな…｣
ナツキ｢さっすが殿が作った城！！

連携とって交代で入口を守る！！
ケガ人もすぐ対処！！大変だけどなんとかなってるね！｣
｢我々の絆はそう簡単には崩せな___…｣






___ガタァッ

｢くっ…すみません！
東の兵6名……やられました…｣
｢ええっ！？
なに！？急に6名も！？新手の魔獣か！？｣

｢くそっ！どんな敵だった！？｣
｢それが…っ、
すごく…すごく……





エろ…い｣ ガクッ…
｢エろいッ！！？｣

｢みんな次々に"彼女に魅了"されて…うっ……｣
ピケロ｢魅了…



ってまさか｣







…







__ジジ…





___好感度(フルラブゲージ)60%解放！！






《イクス家 家系能力 好感度(フルラブゲージ)
自らに好感を抱かせる香りを周囲に放つ。
ジッパーの開閉度で香りの放出調節が可能になった！！》





エリザベッタ｢この能力を男性に使うのは無粋だけど…
今は勝負時♡仕方がないの…




武器…おろしてくださる？｣






…






｢そうして男たちはなすすべなく…！！｣


ナツキ｢サイッテー｣
ハルノ｢これだから男は…｣
アヅキ｢不潔！



で？アホ男たちは？｣
｢それが…そのまま連れていかれちゃって…｣
ハルノ｢なんて間抜けな図なんだ…｣


ナツキ｢助ける？｣
ハルノ｢いいよ、ほっとこう｣
｢えっ！？絆は！？｣




ピケロ｢救出隊出す余裕はねぇな…
まぁ酷い目には遭わされねーと思うけど…


しっかし魅了チーム仲間にするとか…
やり口エグいぜ、魔獣王国！｣






……








『なに…これ…？』
ジルベール｢教育に悪いので見てはいけません。｣




人生生きてきて14年。
初めて、檻の中に人が入っているのを目の前で見ました。






エリザベッタ｢ごめんなさい♡
せまいでしょうけどこれも戦いだものね。



さて、どうしましょ…
クララちゃんは…｣






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