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?「お願いしますうううう!死んじゃう!!!!」
『…。』
……しょうがない。
『雷の呼吸 弐ノ型 稲魂』
___バチチチッ
「あばばばばばっ!!」
____ジュウゥ……
『…』
今日はよく巻き込まれるな…。
?「…雷、の呼吸……しかも弐ノ型…」
『大丈夫ですか。』
?「うわぁああああん!!!
助けてくれてありがとうううう!!!
命の恩人だよぉ、あんたはぁっ!!」
……やっぱり煩い。
『そうですか。
では。』
?「待って待って待って!!
最終日まで俺といようよ、それで俺のこと守ってよぉ!!」
…彼はずびずび泣いている。
男なのに情けない。
……まあ怖いことがあったのかもしれない。
だからといっても泣きすぎだろうが。
___ピタッ
『?』
さっきまでわんわん泣き喚いていた彼は突然止まった。
…何だ?
?「女の子おおおおおおおお!!?!!?!」
え、気づいてなかったの?
…?side.
俺の事を助けてくれたのは女の子だった。
暗くて姿が見えなかった…
?「とても強いんだね!!
可愛いしカッコイイし!!」
『……。』
顔も可愛いし、強いし…!
なんて完璧な女の子なんだろう!
ちょっと冷静なのもいい…!
?「俺と結婚しようよ!!!
俺が守れるか分からないけど守ってあげたいし、いつでも好きなの食べさせてあげるし!
あ、好きな食べ物何?」
『……。』
そういえば…
"『雷の呼吸 弐ノ型 稲魂』"
この子も…雷の呼吸を使うんだな。
…夢女side.
結婚…
彼は感情が出過ぎだ。
それに喜怒哀楽も。
加えて声もでかい。
私の苦手な、
『…じゃあ私は行きますので。』
?「えっ、待ってせめて名前だけでもっ!」
『……生きていたらお教えしますよ。』
?「……分かった!!!」
もうここにいる必要は無いな。
彼に背を向けて飛んだ瞬間、後ろから
?「俺に生き残れるわけないよぉぉおおお!!!!」
と黄色の髪をした彼は泣き叫んでいた。
…
?「うぉおおおおおおおおおおおお!!!
猪突猛進ーーー!!」
_____ドゴンッ
『っわ!!』
何!?
…木の上で寝ていたら、突然木が揺れた。
危ない…もう少しで落ちるところだった。
下を見ると、
『猪…?』
猪の被り物をした男が立っていた。
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第二幕 竈 門 炭 治 郎 と い う 男→←第一幕 最 終 選 別
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春猫(プロフ) - アオイさん» アオイさん、コメントありがとうございます!無一郎くんですね!了解しました! (2021年12月6日 1時) (レス) @page2 id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 私は、無一郎 に一票 です! (2021年11月16日 15時) (レス) id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - はるさん» はるさん、コメントありがとうございます!伊黒さんですね!私なりに精一杯書かせていただきます!ありがとうございます! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 大刀洗さん» 大刀洗さん、コメントありがとうございます!善逸ですね、分かりました!! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 美星子さん» 美星子さん、コメントありがとうございます!煉獄さんですね、かしこまりました! (2021年11月13日 2時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2021年10月12日 12時