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「ちょっと姉ちゃん、少しいい?」
『無理です!』
「俺らについて来てよー、奢ってやるからさ。」
「そうそう。こんなに可愛いお姉さんなら全然奢るよー!」
『辞めてください!』
八神「そうだ。
このお姉さんは俺のツレだから。
申し訳ないね、お兄さんたち。」
『八神さん…!』
「チッ、なんだよ彼氏持ちかよ。」
「行こうぜ。」
『あ、ありがとうございました!』
八神「いやこれぐらい大丈夫。
夢女さんこそ怪我はない?」
『あ、はい!
怪我する前に八神さんが助けてくれましたから!』
八神「…夢女さんは危なっかしいからね。
…目が離せないよ。色んな意味で。」
『?
どういうことですか?』
八神「なーんでもないよ。」
…
杉浦「大丈夫だよ、夢女ちゃんの依頼はちゃんと僕達が解決するからさ。
ちゃんと報復もしてやるし。
なんなら夢女ちゃんも一発殴りたいよね。」
『い、や…私人殴ったことないです…』
杉浦「えー、ほんとー?
ま、確かに夢女ちゃんの手は綺麗だもんね。
小さくて、可愛い。」
『な、なんですか急に。
褒めてもなにも出ませんよ。』
杉浦「いやなにも裏なんかないよ。
ただ澤先生の代わりに僕が夢女ちゃんのこれからを守りたいなとは思ったことあるけどね。
だって男の力っているでしょ?」
『…確かに。
八神さんや杉浦さんのような強い人がいたら頼りになりますね。』
杉浦「でしょ?
…夢女ちゃんは僕が守るよ。
……他の誰にも渡したくないし。
だーかーらっ…僕を見ててね♡?」
…
海藤「うおおおおお、心頭滅却!心頭滅却!!
おい、ター坊!今すぐ俺ぁ頭殴ってくれ!」
八神「なに海藤さん。
急にドM気質出てきたの。」
海藤「ちげーよ!
夢女ちゃんのこと見てるとなんかソワソワしてググッてなるから俺にはなんなのか、それがよく分かってらぁ!!
でも10以上も歳下だ!
分かるか、ター坊!!10という大きな壁を!!」
『…;;』
八神「……海藤さん。後ろ。」
海藤「はァ?
……夢女ちゃん!!?!!」
…
海藤「邪魔するぜぃ。」
東「アニキ!!
…と八神。」
八神「俺はおまけか?」
東「……後ろの奴は?」
八神「ああ、俺の依頼主の夢女さん。」
『…は、初めまして。』
東「……」ズキューーンッ
杉浦「ん?
なんか聞こえた?」
東「えと東って言います…
とりあえず連絡先を…」
八神「小学生かよ。」
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六番(プロフ) - 初コメ失礼致します! 占ツクでロスジャが拝見出来るとは思いませんでした…!主様の文才と話の展開にワクワクしながら読ませて頂きました!これかも頑張って下さい!応援しています! (2022年1月19日 8時) (レス) @page5 id: 9b676a790b (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 黒紫陽花さん» 黒紫陽花さん、コメントありがとうございます!吸死お待たせしました!喜んでくれたみたいで嬉しいです!そんなまだどんどん書きたいので悔いなしなんて言わずに待っててください!ありがとうございます、更新頑張ります! (2021年11月24日 19時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
黒紫陽花(プロフ) - 吸死から始まって下さるの神ですか…??春猫さんの吸死作品見れてもう我が人生に一片の悔いなしです!!更新無理せず頑張ってください!! (2021年11月23日 6時) (レス) id: 39906dd66e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2021年11月22日 21時