アイザック・フォスター落ちエンド ページ17
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ｻﾞｯｸ｢夢女。｣
『ザック……。』
後ろを振り返ると、ザックがいた。
ｻﾞｯｸ｢おい、夢女。
ハッキリ聞くぞ。
俺とお前は会ったことがあるな？｣
『……。』
ｻﾞｯｸ｢どうして今まで黙ってた。｣
.
『……そうだったの！？』
ｻﾞｯｸ｢気づいてなかったのかよ！
これ見ろ！｣
ザックは私に紙を二枚渡した。
『なに、この紙……？』
ｻﾞｯｸ｢お前が渡した紙だ。
……ここのイラスト見ろよ。｣
このネコ……似てる…？
『というか、同じ……！！！』
ｻﾞｯｸ｢……あぁ、気づいたか？
この弱虫チビ馬鹿。｣
『よわ、むし……』
_____
そういえば、昔……
父｢夢女、出かけるぞー！｣
『う、うん……』
父が昔の友人と会うとか、言って……連れていかれた。
小さい頃の私は人見知りで、全然弱くて…
自分の意思が人に言えないほどだった。
だから、目の前にいる包帯の少年が怖くてしょうがなかった。
父｢夢女。
お父さんがあいつと喋ってる間、このアイザックくんと仲良くできるか？｣
『えｯ……う、うん……』
父｢偉いな。｣
『(無理だよぉ……無理に決まってる。)』
でも、子供は好奇心旺盛で。
仲良くなれちゃうかもしれないって思った。
人見知りで人と接するのが苦手な私は、ザックと手紙を書けばいいと思った。
『あ、あの……ｯ』
ｻﾞｯｸ｢……俺、字が読めねぇ。｣
『ご、ごめんなさい！！』
だから私は絵で描けばいけるかと思ったんだ。
結局ザックからはなんの応答ももらえなかったけど。
.
ｻﾞｯｸ｢なんで俺に構うんだよ！！！
うぜぇんだよ、さっきから！！｣
『……ｯ』
知らない間にザックの触れてはいけないところまで私は踏み込んだらしく、凄くキレられた。
そのときの私は、恐怖よりもザックが震えてることに気がついた。
ザックは何かを怖がってる。
助けを求めてるのかもしれないって。
だから、ザックの両手を掴んで、
『…大丈夫、大丈夫。
怖くないよ。
……自分らしくいこう、ね？』
って、気休め程度にしかならない……
ザックからすれば上辺だけの言葉にしか感じなかったのかもしれないけど。
子供なりでの、言葉を伝えた。
ｻﾞｯｸ｢……お前、本当にうぜぇな。
この弱虫チビ馬鹿が。｣
『なんで、そんなに悪口を……』
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ある - うぃぁぁぁぁ？！？！！殺天の時点で神だったのに…。？！？！？！？！被虐のノエル出しちゃいます？！？！あなたもしや神ですね？！？！？！神様ぁぁぁぁぁぁ！！！！！！ (2022年9月19日 14時) (
レス) @page24 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - こうさん» こうさん、コメントありがとうございます！わーー、面白くかけてて嬉しいです！読んでいただきありがとうございます！ (2021年8月9日 13時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
こう - 最高すぎますー！！読んでてめちゃくちゃ面白かったです！ありがとうございました！ (2021年8月9日 13時) (レス) id: 1c75e9ff96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2021年1月9日 23時
