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ｸﾞﾚｲ｢では次の証言者よ、彼女について述べなさい。｣
ｴﾃﾞｨ｢わーい！やっとボクだよ〜！
みんな我が強いから少しは思いやりを持って欲しいな。
ね！レイチェル！｣
ﾚｲ｢……。｣
ｸﾞﾚｲ｢エドワード・メイソン。
お前はこの者の証言ができるか？｣
ｴﾃﾞｨ｢うん！神父様！
ボクできるよ！
好きなところも嫌いなところも言えるよ？｣
ｸﾞﾚｲ｢___では始めたまえ。｣
〈証言��
エドワード・メイソン〉
ｴﾃﾞｨ｢えっとね、レイチェルはすごく可愛いよ！
特に声が小鳥みたいなんだ、ボクが一番好きな声をしてる。
それとちょっとボクに似てるよ、歳も近いし！
それに欲しいものもちゃんとわかって行動するところとかね！
だからこそ君には早く会っておくべきだったなぁって思うんだ。
あのね、君のことは知ってたよ。
でもボクが君を気になったのはね、
君がボクと似たことをしていたから___…
レイチェル、ボク知ってるよ？
B6の小鳥、君が埋めたんでしょ？｣
ﾚｲ｢…ええ。｣
ｴﾃﾞｨ｢だからボク、絶対に君と気が合うと思ったんだ。
それに君は死にたいって言うから……望みがピッタリだって。
でもレイチェルは……ちょっと頑固だったよね。
全然ボクの言うことに耳を傾けてくれなかったもん。
ボクはたくさんアピールしたんだよ！
いろんなアプローチをしたよ！
ぜーんぶぜーんぶ、レイチェルのためにね！
____でもダメだった。
なかなかボクを受け入れてくれなくてもボクは君がYESと答えるのを辛抱して待ったのに！
電気もない真っ暗闇の中、迎えに行ってもあげたのに！
そして挙句の果てに、夢女だって連れてかれちゃった！！
たとえレイチェルが無理でも夢女だけならボクは充分だったのに！
……でも、そこでようやくボクとレイチェルの一番の違いに気がついたんだよ……
ボクはレイチェルが欲しかったけど、ちゃんとレイチェルのためを思って行動していたんだ……
……でも、レイチェルは違った。
レイチェルの行動はぜーんぶ自分のためだった！
ひどいよ！ひどいよ！
殺して欲しいっていう甘い言葉をささやいておいて、それは全部自分のため！
ほんとに身勝手！自分勝手！！
それに頑固！すごく頑固！
なんでザックじゃないとダメなのかも全然わかんない！
たぶんね、これもねきっとレイチェルの身勝手なんだ！
彼女は全ての幸せを無視してるんだ！｣
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年11月27日 7時
