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大「千空ー!!帰ったぞー!!」
え、千空ってあの…??
千「うるせーな、デカブツ…あ?」
『石…神…くん?』
あの日…光に包まれた時…
千「危ねぇ…!」
私を後ろにして守ってくれた__
千「……い、生きてたのか…」
『ついさっき、石化がとけて…』
大「ん?ん?知り合いか!?」
千「とりあえず下ろせデカブツ。いつまで抱っこしてんだ。」
大「それもそうだな!」
ストン…
久しぶりに地上にたった気がする…
『あ、ありがとう…大樹くん…。お、重たいのに…』
大「これぐらいどうってことない!いやいや、まだ軽いぞ!」
千「……ッ」
大「ああ!それはそうと」
ドガ!!
千「…すげぇな、量だけは。どんなチート体力してやがんだ大樹テメー」
ポイポイポイ
あ、"食べれる"と"食べれない"と書かれた籠に石神くんが分けていってる。
千「ドクツルダケ!毒!
ブナシメジ!食用!
ベニテングダケ!毒!見るからにアウトだろ、こんなマリオのキノコみてえなのよ!
トリカブト!誰殺すんだバカ!!」
トリカブトって…
この世界、石神くんいなかったら死んでんじゃないの…大樹くん…
ジジジ…ジジッ
さっき食用で食べれるキノコとかを焚き火の前で焼いている。
大「う まい!!なんの味付けだこれはー!!」
千「ただの塩だ。海水から取った。人間塩ふりゃ大抵のもんは食える。塩漬けの保存食にも必須だし原始人類最大の発明だな。」
大「ほら、主人公も食べていいぞ!!」
『ありがとう!大樹くん。』
大「これぐらいどうってことない!…それと、ありがとう、千空!なにからなにまで。俺は!考える工夫のできんぶん気合いと量でカバーしてみせる!
うおおおおお逆サイド採取ーー!!」
ドドドド
あ、ああ…ドドドドって音は大樹くんの足音だったのね…
千「…主人公。」
『は、はい!』
千「大樹の奴とは知り合いだったのか?」
『う、ううん今日会ったばかり…だけど…?』
千「……」
『あ、あのね!石神くん!石化する前に助けようとしてくれてありがとう!嬉しかった…』
千「…あ、ああ。あれくらいどうだってことねぇよ。それよりも…」
『……?』
千「俺の事…石神くんじゃなくて千空って呼んでくれるか。」
『…わかった。これからも宜しくね…千空くん。』ニコ
千「…ッおう。それはそうと…」
『ありがとう…服まで…』
千「流石にさっきのままはやべぇからな。」
服…着れて、安心…した。
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#アジフライ(プロフ) - 2、3年前に読んでいて、最近またアニメが進んで読みたくなったので1から読み直します!この作品が印象に残っておりまして…!応援しております! (2023年4月16日 1時) (レス) id: f0b086ba4b (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 干し芋さん» 干し芋さん、コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2021年3月9日 18時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
干し芋 - 最高に面白いです!最新頑張って下さい!楽しみにしてます! (2021年3月9日 18時) (レス) id: 5dc4ad0b6f (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - ルナさん» ルナさん、コメントありがとうございます!神作品だなんて…(照)ありがとうございます、これからも読んでいってください! (2021年3月9日 13時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - え?ちょっと待ってください。作品良いし、イラスト上手いし…。神作品じゃないっすか…! (2021年3月8日 22時) (レス) id: 55c0655de9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春猫 | 作成日時:2020年1月16日 1時