Z=2 FANTASY VS SCIENCE ページ7
ﾊﾟｷﾊﾟｷ…ﾊﾟｷﾝｯ
『……っえ。』
目が覚め…た？？
ここは…一体…？
というか裸ｯ！！？
『…痛っ…なんでこんなところに石の破片ばっかりが…？』
足元をみると石の破片が大量にもあった。
ん…？これ…
『私の石と似たようなやつ…？…ｯあ！！？』
『と、友美！！！？』
私が踏んだのは友美の一欠片だっていうの…？？！
『お、お願いよ、友美。私をひとりにしないで…』
……
『ごめんね、私にはまだこうすることしかできない。』
私は美羽の石をなるべく集めて繋げた。
そして、手を合わせる。
『私以外にも人がいる…と信じて…』
探そう。もしいるのなら…
誰かわからない。もしかしたら犯罪者かもしれない。
でも、誰かがいるのなら協力して生きていくしかない。
『とはいっても…まず何処へ向かうかにもよるよなあ……』
※極度の方向音痴です。
『まあ、とりあえず。』
そこらへんの草や木で体を隠せるぐらいは作らないと…
…
よし、完成！
さ、歩こう…誰かがいると信じて…
.
..
…
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
『なっなに！？この音ｯ…』
私が向かう方向から聞こえる。
もしかして何かの動物…！？
やだ、食べられたくないｯ！！
私は地面に小さく縮まった。
？｢！！？…君はｯ｣
『…ひ、人…？？』
顔を上げると…
『……大木…大樹…くん…？』
大｢…ｯ！！良かった、起きてこれたんだな！！｣
ｷﾞｭｯ
『ふあっ！！？///』
急に抱きしめられたｯ！？？
大｢ここで会えてよかった、さ、行こう！！帰るとこだったんだ！｣
『か、帰るってどこへ！？』
大｢家だ！！｣
ﾋｮｲ
『い、家っ！！？』
私は大木くんに姫抱き__つまりお姫様抱っこをされて運ばれた。
『なななんで！？自分で歩けるよ！？』
大｢だって裸足じゃないか。足を怪我したら痛いだろ？｣
『た、たた確かにそうだけどっ！///』
大木くんの背中には籠を背負っている。
キノコや小さな動物まで…
ん？まってなんで"ベニテングダケ"が入ってんの、毒じゃん！！？
『大木くん…』
大｢ああ、そう言えば自己紹介がまだだったな。大木大樹。大樹って呼んでくれ！｣
『た、大樹くん。私は有明主人公。』
大｢ああ。主人公だな！宜しく！！｣
あ、相変わらず声がデカい……;;
『あ、あのね！！もしかして他の__
大｢ついたぞ！｣
うわあ…』
私の目の前には立派な家が立っていた。
大｢千空ー！！帰ったぞー！！｣
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#アジフライ(プロフ) - ２、３年前に読んでいて、最近またアニメが進んで読みたくなったので1から読み直します！この作品が印象に残っておりまして…！応援しております！ (2023年4月16日 1時) (
レス) id: f0b086ba4b (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - 干し芋さん» 干し芋さん、コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年3月9日 18時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
干し芋 - 最高に面白いです！最新頑張って下さい！楽しみにしてます！ (2021年3月9日 18時) (レス) id: 5dc4ad0b6f (このIDを非表示/違反報告)
春猫(プロフ) - ルナさん» ルナさん、コメントありがとうございます！神作品だなんて…(照)ありがとうございます、これからも読んでいってください！ (2021年3月9日 13時) (レス) id: 6d769d8849 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - え？ちょっと待ってください。作品良いし、イラスト上手いし…。神作品じゃないっすか…！ (2021年3月8日 22時) (レス) id: 55c0655de9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年1月16日 1時
