【Dr.STONE】石の世界で愛されてみませんか。1:STONE WORLD

Z=4 純白の貝殻 ページ15

大｢おおおおおお！！強すぎちゃダメなのか？頼もしいじゃないかー！｣
千｢例えばもし奴が欲望モロ出しの悪代官だったらどうすんだ。｣

__
司｢杠、お前も近う寄れ｣
杠｢いやああ｣
__

千｢素手でライオンブッ倒すチート武力の男だぞ。銃もねえこの世界じゃ100億%止めようがねえ｣
大｢う…それは困る…いや、その時は俺が…｣
『いや、それよりもこの妄想は酷いでしょ…』

司｢肉をさばく道具を借りてもいいかい？ナイフ__いや無ければ石器でもいい｣
大｢！！食うのかライオンを？食えるのか！？｣
千｢毒はねえよ。ククク…アンモニア臭ぇわ硬ぇわで死ぬほどマズいがな｣
大｢なにーー！食ったことあるのか千空｣
千｢エボラの調査でアフリカ行った時な｣
大｢どういう高校生だー！｣

うん、そうだよ。
それが普通の反応なんだよ大樹くん。
なんで高校生がエボラの為にアフリカに行くのよ…

司｢身を護るためとはいえ俺がこの手で殺めたんだ。うん…全て糧にすることで自然の輪廻に感謝したい。それだけだよ。｣
大｢うおおお立派だー！！良かったな千空！悪代官なんかじゃないぞめちゃめちゃ善い奴じゃないかー！！｣
千｢…だといいがな。まぁ感謝とかなんとかは1mmも興味ねえが肉を無駄にしねぇのは大賛成だ｣


ｺﾞｵｯ

すごい…ライオンを本当に捌いてる…
この人一体…


そして私達はキャンプへ戻った。

大｢(少しだけ待ってくれ！杠。奇跡の水ナントカ酸がたまったらすぐ助けるからな！)｣ｺﾄｯ

司｢あらためて獅子王司だ！司で構わないよ｣
千｢この世界じゃ苗字も意味ねぇわなあ。
アタマがマトモな科学担当千空とアタマが雑な体力担当大樹とアタマがマトモで心癒す主人公だ。｣
大｢アタマが雑な大樹だよろしく！考えることは全部千空に聞いてくれ！｣
『いや、大樹くん…ほぼほぼ悪口だと…。
うん、まあいいか。私は主人公。よろしく。』

というから心癒す担当って何！？

司｢うん、よろしくね主人公ちゃん。それはそうと俺は武力__狩猟担当だね。｣

ｻﾞｻﾞｧﾝ…

司｢俺が仲間になったからには二度と獲物に不自由はさせない！！｣

大｢うおおおおおお！！｣
『…すっごい…あんな一瞬で魚を沢山…』

一体この人なんなの…？？

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