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…
ｲﾊﾞﾗ｢イヒヒヒヒ！イヒヒヒヒヒヒ！！！
もう笑っちゃうほど一人勝ちじゃな〜い！おじちゃんホントにこの島最後の一人だし！｣
ｲﾊﾞﾗ｢あらら、せっかくのボンキュッボーンがカッチカッチ！寂しいネ〜でも全然問題ないのよ。
おじちゃん知ってるから妖術士の連中が復活の水持ってるって。
量足らなかったら誰か拷問して作らせるしネ。
オオアラシ追ってったわけだから辿ればすぐ見つかるはず___
(整列…？
みんななんでか同じ石化ポーズね。
…あの石像…どこかで…)
この顔、は…！！｣
____
ｺｫｵｵｫｵｯ
ｲﾊﾞﾗ｢イヒヒヒヒヒヒ！！(やっと、頭首を石像に…！！！)｣
？｢ダ、ダ。｣
ｲﾊﾞﾗ｢見ちゃったのネ。まだ赤子だけど___｣
"｢百物語を継ぐために頭首は代々記憶力の良い正妻を娶るのだ。
ソユーズ、この子の記憶力も素晴らしいぞ…！！｣"
ｲﾊﾞﾗ｢(こいつも邪魔だ、)｣ｸﾞｯ
｢何をなさるのですか、イバラ様！！？｣ﾊﾞｯ
ｲﾊﾞﾗ｢！
捕えろ！ソユーズ王子が拐かされたぞ！！｣
____
ｲﾊﾞﾗ｢(なるほど、逃げてまた帰ってきたんだ。)
残念〜〜、ソユーズちゃん！せっかく20年も苦労して生きて戻ってきたのにネ！！
マヌケなパパと一緒に仲良く石像として永遠に眠ってて〜♪
さ、オオアラシの石像を割って石化装置をとりだそ！｣
ｲﾊﾞﾗ｢(石化装置をゲットしたのはいいけど、なんで足跡___
…妙じゃない？石化光線から逃げながらこんなに進めるわけない。)｣
ｻﾞｯ、ｻﾞｻﾞｰｯ
ｲﾊﾞﾗ｢！
今の音ってもしかして…
(この耳飾りと同じ…)｣
ｻﾞｻﾞｰｯ
ｻﾞｯ、ｻﾞｻﾞｰｯ
ｲﾊﾞﾗ｢(あの時、船から逃げた獣？？)｣
ｻﾞｻﾞｯ、ｻﾞｰｯ
ｲﾊﾞﾗ｢(連中の妖術___)｣
〔5m1second〕
ｲﾊﾞﾗ｢う、うぁああああぁあ！！！｣
ｼ…ﾝ…
？｢あﾞー、羽京が読み外したか？いやこりゃ近くでしゃべんねえと反応しねえんだな。｣
ｲﾊﾞﾗ｢……｣
千空〔よ〜う、イバラ。
ククク、俺ら仲良く最後の2人科学VS石化の大将戦といこうじゃねえか……！！！〕
ｲﾊﾞﾗ｢なんで生きてる！！？貴様……！！！｣
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作者名：春猫
| 作成日時：2020年9月16日 8時
