【仮面ライダー電王】街を守るヒーローに愛された際の注意事項。2 (ページ14)

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"お前が払う代償はたった一つ…"

大輝｢どうしよう…ｯ。｣

…夢女side.

ﾊﾅ｢待って！！｣
大輝｢やめて！｣
ﾊﾅ｢君、イマジンの…怪人のこと知ってるの！？｣
大輝｢…｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

大輝くんは顔を横に振った。

ﾊﾅ｢なら、どうして逃げたの！？｣
大輝｢だって…みんな襲われたから…｣

…

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ﾅｵﾐ｢はい、あ！ハナさん！良太郎ちゃんなら出かけましたよ。ウラちゃんと一緒に！｣

…

ﾊﾅ｢えっ…どうして！！｣
『絶対ナンパしてるよどうせ。』
ﾊﾅ｢良太郎に休んでてって言ったでしょ？しかもまたイマジンに身体を使わせるなんて…！｣

…

ﾓﾓﾀﾛｽ｢いやあ、まあ…怒るなって。
良太郎の気持ちも分かるっつうか…

ウゥッ…あいつもあれで苦労してるっつうか…｣

…

何泣いてんだこいつ。

ﾓﾓﾀﾛｽ〔だって…砂の味がする唇を噛み締めてだなァ…！！〕
ﾊﾅ｢馬鹿！！馬鹿モモ！！！｣
大輝｢…｣
『こ、怖くないから大丈夫だよ。大輝くん。』

ﾊﾅ｢あんたたちイマジンが2007年に来たのは最近のことでしょ！？どうして何年も彷徨えるのよ！｣

｢大輝くん、怖くないからねえ…｣
大輝｢……｣

大輝くんはずっとハナの方を見ている。
多分怖いんだろうなあ。

ﾓﾓﾀﾛｽ〔あ〕

ﾊﾅ｢砂の味がする唇…？
良太郎と会う前に実体がないのにどうやって噛み締めるわけ！？｣

ﾓﾓﾀﾛｽ〔イィイ～！！！あの野郎ォッ！！〕

ﾊﾅ｢あんたもう、良太郎から追い出されるかもね！じゃあ！！｣

ﾊﾅ｢ねえ、なにか思いつくことない？同じチームの子が狙われる理由…！｣
大輝｢…知らない。｣

…

ﾓﾓﾀﾛｽ｢絶てぇ許さねえぞ、あのカメ野郎！！｣

…

""ﾓﾓﾀﾛｽ｢おい…！良太郎、良太郎！！｣""

ﾓﾓﾀﾛｽ｢クソっ、また完全に締め出しやがった…！｣
ﾅｵﾐ｢ハナさんがいなくなるのを待ってから話しましたよね！｣
ﾓﾓﾀﾛｽ｢うおおおあぁ…！バカにしやがってぇ！！！｣

…良太郎side.

ｶﾁｬﾝ…

愛理｢良ちゃん？いくら慣れてるからって病院を抜け出すのは良くないでしょ？無理したらまた倒れちゃうわよ？｣
良太郎｢ごめん…｣
愛理｢…疲れた顔。元気ジュース飲まなきゃ…｣

姉さんは後ろに下がっていった。

良太郎｢君が行きたいって言うから来たけど、姉さんの前では絶対出てこないでよ…｣
(｢大丈夫。しかし…美しいなあ。｣)

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