【魔入りました!入間くん】甘い香りがする彼女は愛される。VOL.3

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ｱﾒﾘ｢(いーや！ダメだ！ほだされては…)｣
イ｢よし！なんとかしよう！見本なしでも"花火作れる"といいけど…｣
ｱﾒﾘ｢……｣ﾋﾟｸｯ


ｱﾒﾘ｢つっ、"作る"のか！？"はなび"を！？あの夜空に咲く花を！？｣
イ｢はっはい。師団披露で打ち上げようかと…｣
ｱﾒﾘ｢( 花 火 が み ら れ る )｣…ｸﾙ
イ｢？
アメリさ…｣



ﾊﾞﾝｯ!

ｱﾒﾘ｢今日はもう遅い、私も眠い！しかし本当に眠いな〜〜。こんなに眠いと"うっかり"本をここに置き忘れてしまうかもしれないなぁ。｣
イ｢！｣
ｱﾒﾘ｢まぁ、そうしたら明日の夕刻にでも取りに来るがな〜〜｣

イ｢…っ、あっありがとうございます！｣
ｱﾒﾘ｢だから！"うっかり"だと言ってるだろう！！｣




…夢女side.


全｢｢『おぉ〜』｣｣
ｷﾘｦ｢これが花火かぁ！｣
ア｢このような書物初めて見ます！いったいどこから！？｣
イ｢えーと…秘密…｣

生徒会長からかな…


ｷﾘｦ｢よし！これを参考に実験進めてみよか！｣
イ｢はい！｣



……



ア｢点火！｣

ｼﾞｼﾞｯ…ﾋｭﾙﾙﾙ…


ﾊﾟｧｱｱﾝッ

全｢｢『できたーー！！』｣｣
『すごい、すごい！！本当の花火だ！』
ｷﾘｦ｢えらい小さいけどなぁ。｣
イ｢でも！凄く近いですよ！あとはこれを大きくすれば…｣
ｷﾘｦ｢それは明日にしよか。フフフ。｣
ク｢スピー｣
『もう寝てるの！？さっきまで一緒に喜んでたよね？！』


…



ｷﾘｦ｢しかしほんま夢みたいやわぁ。｣
イ｢え｣
ｷﾘｦ｢師団に新入生が4人も入ってお泊まりして新しいもん作って、きっと披露も最高のものになるはずや…




ほんまありがとうなぁ、入間くんと夢女ちゃん。｣
イ｢『…はい！』｣
イ｢なんだか照れますね。｣『えへへ。』
ｷﾘｦ｢せやなぁ。｣



ﾍﾟﾙﾙﾙﾙ
ｷﾘｦ｢おっと、ごめんな皆は先に休んどいて。｣

先輩は部屋の外に出ていった。






…Noside.


ﾍﾟﾙﾙ、ﾋﾟｯ
ｷﾘｦ｢はい｣
〔てめぇかけたらワンコールで出ろっつったろ、ボケメガネ！！〕ｷｰｰﾝ…
ｷﾘｦ｢や〜後輩たちと楽しく作業を……｣
〔うっせ知るか！ちゃんと準備進んでんだろーな。〕
ｷﾘｦ｢勿論ですよぉ。｣
〔いいか、しくじるなよ。〕


…




ﾊﾞｰﾙ｢俺たちでその学校をぶっ壊すんだ。
サリバンは俺の"助言"で足止めされてる。しばらく学校には戻れねえ。


嵐を起こすなら今だ。

"例の装置"はいつでも使えるようにしとけ、いけるな？｣

…


ｷﾘｦ｢…はいな。



すぐにでも。｣

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