【魔入りました!入間くん】甘い香りがする彼女は愛される。VOL.3

第19話 1年生争奪戦 ページ11

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｢争奪(ハント)条約！！
1年の師団勧誘にあたりくれぐれも他の師団な迷惑をかけず！｣

｢オイッ、邪魔！｣
｢ごっごめんなさい！｣


｢場所を譲り合って！仲良く！節度を持った行動をとる！と____…では


建前は以上！邪魔者は潰して進め、1年生争奪戦(ルーキーハント)開始！！｣



ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ…

｢1年、優秀な1年を捕まえろ！！｣
｢1年はいねぇがぁあ！｣
イ｢ヒィッ、ちょっ｣


ﾎﾞｵｯ
｢あつっ｣
ア｢全く無礼な…｣
イ｢アズくんっ｣
ク｢おー｣
イ｢ありがとう｣
『こっわ…さっきの捕まったらひとかたまりもないんじゃ…』

｢おい、アレ。

！
まちがいない、アスモデウスだ！｣
｢1年首席！｣｢是非我が師団に…！｣


ﾎﾞｵｯ、ｼﾞｭｯ
｢あ｣

ﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞｯ
｢チラシが！！｣｢炎のバリアはりやがった！生意気な！｣
｢カッコイイ！｣｢クソ！他行くぞ！｣


ア｢さっ、ご覧ください。｣
イ｢えっ｣


…1年塔廊下


｢ねっねっ、飛行師団見に来てよ！｣
｢いやオレ貧弱なんでー｣ﾋｮｰｲ
｢貧しいならば作ればよい｣←筋肉格闘師団、主な活動:物を壊す
｢いだだだだだ｣

｢コラコラこっちが先！｣ｸﾞｸﾞｸﾞ
｢イヤイヤ｣ｸﾞｸﾞｸﾞ
｢ちぎれるちぎれる！！｣


｢ーーーーーー｣ﾐｮﾝﾐｮﾝ
｢うﾞーー｣
｢はいーー見学申し込みー｣


｢ギィヤァアァア！！｣
｢ヒィイイイ！｣


『…阿鼻叫喚…;;』ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
イ｢なんていうか凄まじい。｣
ア｢うんうん、しかし大丈夫ですよ。こういった時に生徒の統率をとる師団こそ｣


ｶﾂｰﾝｶﾂｰﾝ
ア｢生徒会です。｣


イ｢(生徒会！？って…確か前に"会長"が僕のこと捜しまわってたはずーー…！！)｣


ﾊﾞﾝｯ
ｳｴ｢生徒会だ！！｣
ｷｯ｢道を開けろぉッ！！｣


｢ヤベッ、下手なことすると目ぇつけられるぞ！｣
｢アメリ会長！！｣
｢声かけてくれねぇかな。｣｢ないない。｣
｢今回も勧誘じゃなくて見廻りだろ。｣

ｱﾒ｢おい、キサマ…｣
｢ヒィイイ！｣


ア｢一瞬で場が治まった…流石生徒会長は風格が違います。入間様は彼女と仲がよろしいんですよね？｣
イ｢(……え！？)
生徒か…会長！？えっ！？｣


ｱﾒ｢…｣ｶｯ
ｷｯ｢会長！？｣

ｽ…
おぉ…炎が消えていく。
楽だね、アズの魔術は。


ｶｯ
私たちの目の前に生徒会長、アメリさんが立つ。


｢アスモデウスに行ったぞ！！｣
｢すげぇッ｣


ク｢シャーー｣
『こら。』



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