私と人気なイケメンたちを。その後っ！

は？93 ページ15

デレてみたその２(今度は現実)




｢おいっ、行ってこいよ赤葦っ｣


｢え、いやでも…｣


｢いいからっ！｣


｢はぁ…わかりましたよ｣




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クラスの人から、赤葦さんに何か欲しいものはないか聞いてこいと言われて聞きにきた。



え、なぜか？



文化祭の投票祭で一位になって、プレゼントをしたいとのこと。



自分でいけ、と言ったけど



｢仲がいいのはAちゃんだからっ！｣



ふざけんな。



あ、赤葦さん見つけた。



ついでに黒尾さんと木兎さんもいる。



２人邪魔だけどまぁいいや。



貴｢あ、赤葦さん、ちょっといいですか｣



食堂、ちなみに今日は珍しく生徒は少ない。




黒｢どうしたのー？A？｣



あんたに用はない。



赤｢？どうしたの？｣




なにこの女子力の違い(´^ω^`)



あ、座りなよ、と私を椅子に座らせてくれる。



紳士かあなた。



貴｢えー…と、赤葦さん、何か欲しいもの、ありますか？｣



遠まわしに聞くのもめんどくさい。



赤葦さんはえ、と戸惑っている。



木兎さんが隣から俺、焼肉欲しい！！と言ってくるけど聞いてない。


貴｢なんでもいいですよ(クラスがだしてくれるから)｣



赤｢なんでも…





じゃあ、Aが欲しい｣




えっ



急に頬に手を添えてきた赤葦さん。



そんなこと、言わないでください、、


断れないじゃないですか




赤｢ダメ？




ダメ、ならいいんだけど…｣





貴｢………






…………はい…っ…いい、ですよ……？｣





赤｢……ごめん｣




貴｢…はっ！




じゃあなんでもいいですね！ありがとうございました！｣



そうして教室に戻った




黒｢やられたな赤葦｣




赤｢えぇ、まさかああくるとは思いませんでした…｣



黒｢おい木兎、なに顔赤くしてんだよ｣

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