いわく(テテ)つき物件

33 お互いをわかりあう ページ33

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テヒョンと一緒に過ごして来て、
だんだんと彼のことがわかって来た。





彼はAB型ということもあって、四次元。


それに加えて普段、ハツラツとしているから、
一見悩みなんてなさそうと思われがち。





けど、実は繊細で、気にしいなとこがある。





そしてそれが、とてもわかりやすい。





普段、あんなにお喋りなのに、何かあると急にだんまりする。









「でね、今日先輩が課長に呼ばれて、」


『………ぅん』






あー今はそういうモードね？


私はそういう時、彼をそっとしておくようにしている。







話を聞いてもらってスッキリする人もいるけど、

彼はあまり話したがる人じゃないから、あえて聞かない。






こうやってお互いの性格を理解して、素でいられる、居心地のいい相手





私たちは本当に相性がいいと思う。









そんな時は個人プレーに走る。


私は最近、職場の人に勧められて、スマホのゲームを始めた。


まぁ話題作りのためだ。









「いけっ！いけっ！」


『ね〜それやめてこっち来てよ〜』





お、テヒョンくんが闇から戻って来たみたいだ。






「、、、ちょっとまって、あともう少し、」

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