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42話 鬼ごっこ ページ12

3号「うやおあんあらめぴけ!うやおあんぴてわれん!!(ぎゃああぁぁ!嫌あぁぁ!!)」

ブラピ「隠れて移動しろよおおぉぉ!!」

アユミ「日本語じゃ伝わんないでしょおおぉぉ!!」

警備員s『『待てえぇぇぇ!!』』


発狂しながら階段を上る3人。

3号が何故か先頭。


アユミ「何で…何で3号さんそんな速いの!?先頭で見つかって!2人で逃げたのに!いつの間にか!抜かれてるぅぅ!!」

ブラピ「あいつのヘッドホンのギア!人速なんだ!」

アユミ「ひとそくぅ!?何それえぇぇ!!」

ブラピ「人移動速度アップぅぅ!!」

アユミ「納得ぅぅ!!」

3号「のやおあわまいらむゆみぬれやちぇりえにゅねわとぅみ!(先に失礼しますぅぅ!)」


3号、ギアパワーの恩恵により逃走成功。

一方残った、アユミを気にしながら走るブラピと、精一杯走ってるつもりなのに遅いアユミは鬼ごっこ中。

何とか階段を登り切り、ブラピは右へ、アユミは左へ逃げる。


ブラピ「げっ!?アユミ!そっちじゃない!」

アユミ「ふぇ!?」


しかし警備員達が二手に分かれて追って来てしまった。

戻れない…。


ブラピ「くそっ!アユミ!」

アユミ「ちょ、戻れない!ふ゛ら゛ひ゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!(泣)」

ブラピ(マズい!アユミ一人じゃ…!)

___

アユミ「嫌あぁぁ死ぬっ!死んじゃう!味方なしでこれは死ぬぅぅ!!」

警備員「そこの女!待ちやがれぇぇ!」

アユミ「来ないでぇぇ!!(泣)」


命がかかると冷静になれないアユミは、発狂しながら逃走中。

 見つかったぁ〜、なんて言いませんよ…?

しばらく走っていると、床がピンクのインクで塗られた通路に出た。


アユミ「え!?罠…?どうしよ……でも敵来てるし!つっこめぇぇ!!」


▼アユミはピンクの床の通路に突っ込んだ

▼しかし何も起こらなかった


アユミ「罠じゃないのかよぉぉぉ!!」

警備員1「わぁっ!?」ドテッ

警備員2「転んでる場合か!?」

警備員3「何だコレは!?」

アユミ(敵も知らないんかい!)


べとべと絡みつくインクの床を必死に走る。

走り続けた先に、影が見える。

あの影は…。


アユミ「あぁ!4.5号さん!8号さん!!」

8号「にゅみう?おみう、ままうるんゆむとぅあとぅみ!?(ン?ワ、アユミサン!?)」

4.5号「ぬやおとぅえ、るやおれりやむてぴまんてりみ!かやおしあれみきあらぴゆれん!(うわ、警備員が!助けねぇと!)」

8号「みまうやめ!(ハイ!)」



2つの影が武器を構え、近寄る。

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作者名:うらみん | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年4月19日 23時

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