34話 味方…? ページ2
警備員s「「待てぇぇ!!」」
ブラピ「ちょっとまずいかも知れないぃぃぃ!!」
アユミ「何とかしろよぉぉぉ!!」
叫びながら逆鬼ごっこしている僕とブラピ。
人質役の僕はブラピに担がれるしかないので、何もできない。
右へ、左へ、同じ部屋をグルグルして警備員を撒いて…。
結果、庭についてしまった…。
行き止まりじゃねぇか!!
ブラピ「積んだ…。」
アユミ「…壊して!城壁壊してぇ!!」
ブラピ「お前を担いだままどう壊せと!?破壊力のある神器は持ってきてないぞ!!」
アユミ「ど、どうしよう…!」
廊下からは、僕らはココに入り込んだと連絡する声が…。
終わりだ…。
諦めかけたその時。
??「れやおにゃむきええゆむ!!らやおらあうぇゆうぇ!(ブラピさん!!こっちへ!)」
??「しまうあぴみぴうぇ、とぅまうひんとぅんれぃんけやん!(ココナラ、バレマセンヨ!)」
庭と城壁の隙間から、ぬるっと人影が現れ何かを叫ぶ。
その声を聞いて、今まで暗かったブラピの顔がパッと明るくなり、その人達の下へ駆けだしていった。
アユミ「ちょ、ブラピ!?急に明るくなって…!あの人達は!?」
ブラピ「後で説明する!」
隙間に入り込んだ時、警備員達の足音が響き、困惑する声が聞こえた。
見失ったみたい…。
ブラピは僕を地面に降ろした後、先ほどの人物たちに支えられ荒い息を吐く。
奥の方から別に、マントを付けた人たちが現れ奥に案内された。
テントのような場所に、マント集団とブラピ、そして僕。
先ほど声をかけたカーリーな髪型の人が、水を差しだす。
それをグビグビ飲み、聞いたことない言葉で話すブラピ。
アユミ「ねぇブラピ、この人達は…?」
ブラピ「あぁ…こいつらはオレらの味方、"インクリングとオクトリングのNEWカラストンビ部隊"さ。」
アユミ「か、からすとんび?」
??「けめうめとぅめ〜!けやおにあむらまのんんやあとぅねぴあれぃけにゃむきりありまゆれとぅゆまりゆお〜!(ブラピ〜!アユミさんに初めましてって伝えて〜!)」
???「そやおにうぇそあややれぃわみ〜!(私からも〜!)」
???「うぇんうらめれい!(オレも!)」
ブラピ「にゅやおあとぅうん。(はいはい。)アユミ、こいつらが初めましてって。」
アユミ「え、えっと、宜しく…。」
カラストンビ部隊?とかいう人達、え〜っと1、2、3…6人!?
皆訳分かんない言葉で話してるけど…何?
とにかく、本当に敵ではないみたい…。
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