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しばらく歩いた山の中に、それはあった。
明らかに異様な雰囲気を持った屋敷だ。
「ん〜、外からでもわかる嫌な感じだぁ〜・・・。」
「A大丈夫か?確かに嫌なにおいはするな・・・。」
「匂い?匂いなんかするか?それより、さっきから何なんだこの不気味な音・・・
鼓か・・・?」
そう言っておのおの感じたことを素直に言い合っていると、
「!炭次郎、あそこに誰かいる。」
「!」
林の影に、小さな男の子と女の子が震えながらこちらを見ていた。
炭次郎がその子達から話を聞いている間、辺りを警戒していた。
ここは何か、今までの鬼と何か違うような・・・。
突如ポンッ、と音がして、屋敷の二階から人が落ちてきた。
_____________
『A!!!』
_____________
ヒュッ、と喉が鳴る音と同時に、
私は地面を蹴っていた。
そして、空中でその人を抱えて、半ば強引に足から着地した。
足から嫌な音がした気がするがそんなことどうでもいい。
突然のことに驚きながら、私たちのもとへ走る。
「A!」
「私は大丈夫!それよりこの人だよ。まだ息がある!」
そう、彼にはまだかろうじて息があった。
応急処置をして隠しに預ければまだ間に合うかもしれない。
「善逸!てつだ」
_______グオオオオオォオォ!!!
「「「!!」」」
あまり、時間が無いようだ。
「・・・応急処置はした、後は隠しの人が運んでくれるはずだよ。」
そういいながら、箱と善逸を置いていこうとする炭治朗についていく。
「ありがとう!よし、行こう」
善逸を引きずるようにして屋敷に足を踏み入れた。
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失踪してて申し訳なかったです・・・。
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい…多くな (11月11日 14時) (レス) @page5 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
夏終朝凪(プロフ) - 続きが気になりますね!更新楽しみに待っています!m(_ _)m (2019年11月26日 21時) (レス) id: 8142368f1e (このIDを非表示/違反報告)
。 - オリジナルフラグ外しましょうー (2019年11月3日 0時) (レス) id: 7daf504f53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:危機一髪 | 作成日時:2019年11月3日 0時