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光一 side
剛「えっと、文化祭の出し物何がいいですか?」
プリントとチョークを持って前で話し始めた。
教卓の前だというのに少し緊張しとる剛が可愛い。
ー シーン…
剛「・・・」
担任「おいおい話し合わないと決められないぞ」
剛「た、例えば喫茶店とか」
担任「おぉ喫茶店いいな 一応書いといてくれるか」
剛「ぁはい」
・・・。
…もうそれでいんじゃないかな。
「私アレやりたい」
「何々っ?」
俺は肘をついて剛くんの姿をぼーっと眺めていた。
担任「おぉ…、いんじゃないか」
「ね!楽しそうでしょ?」
…、ぁ、…聞いてへんやった。
剛「こーすーぷーれー、、きっ、−さー…と、」
剛独特のひらがな喋りで一層分かりづらい。
『コスプレ喫茶』
黒板に書かれた文字を見て固まる。
剛「喫茶店くくり?他は…、」
光「はい、」
剛「はい」
光「お化けや 剛「他ある人ー」…」
ちょっ、それはないで剛くん。
そう思ってると後ろから『クスクス』と声が聞こえた。
「剛くんほんとお化け嫌いだもんね」
光「え、…そうなんか」
「あ、うん///前ね、女子寮で怖い話した時 一番怖がってたもん」
へぇ…いい事聞いた。
剛「野球拳はあかんて」
「盛り上がるじゃんよ 姫もそう思わない?」
剛「思わん」
……あ?
光「…なぁ、」
「な、なにっ?////」
光「さっきの話やけど、なんで剛くん女子寮におるん」
「あぁ…後夜祭の時は自由に行き来できて…」
「誘ったら来てくれたの♪」
光「ふーん」
そこまで男に見られん剛くんて…、、
可哀想に…。
剛「やからあかんて!!」
「姫お願いー!」
「一応書いとくだけでいいから」
まだ『野球拳』で揉めとる。
にしても野球拳人気やな。野球部もそれやりたいいうとったで。
剛「はぁ…、じゃ一応」
「っしゃあ!」
「男みんな野球拳だからな!」
「はぁ?それじゃ勝てないじゃん!」
「そうだよ!」
光「…」
どうでもいい 早く帰りたい。
担任「ま、待て待て 結果見てからにしようよ」
剛「じゃあコスプレ喫茶ー、」
女子はコスプレして何するんやろか。
メイドさんとか、。……。
剛「あれ?一人…、ぁ。…じゃ、もう一回いくで」
…メイドさん、ねぇ…。
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水紀 - みかんひゃくぱーさん:はい!応援ありがとうございます! (2018年1月6日 19時) (レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - 水紀さん» ありがとうございます!これからも頑張ってください!! (2018年1月6日 12時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
水紀 - みかんひゃくぱーさん:はじめまして!この度はありがとうございます。時間があればぜひ読みたいです。その時は感想などしっかり書かさしていただきますね。 (2018年1月3日 13時) (レス) id: e163c62da3 (このIDを非表示/違反報告)
みかんひゃくぱー - はじめまして。「堂本って、お前も?」も「やからちゃうねん!」もとても大好きです!二人が本当に可愛いですwにやける程いちゃつきっずしてて凄くいいですw 良かったら私の作品も読んでもらえると嬉しいです← (2018年1月1日 22時) (レス) id: 2304280eae (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 水紀さん» こちらこそありがとうございました、とっても楽しかったです!ではまた! (2017年12月31日 22時) (レス) id: 06977326d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水紀 | 作成日時:2017年12月17日 13時