瞳の中の記憶2 【デント】 (ページ5)

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4.抱きしめたくなったページ5

－Aside－

デント君は黙ったまま私を見つめている。

なんだか、少しだけ頬が赤い気がした。

あ「デント君…？どうしたの？」

デ「い、いや…！//なんでもない//」

あ「そう？あ、そうだ！私、ジョーイさんにラティアスとアゲハント預けたままだったんだ。
もらってくるね。」

私はそう言うと、ベッドから立ち上がった。

デ「あ、ちょっと待って!」

するとデント君も立ち上がり…

後ろから私を抱きしめた。

・

・

－デントside－

僕は思わず立ち上がると、ジョーイさんのところへ行こうとしたAを止めようとAを後ろから抱きしめてしまった。

あ「で、デント君っ…？//」

デ「…//ごめん、急に抱きしめたくなって。」

あ「デント君//」

デ「…A。」

僕はAを呼ぶと、抱きしめている手を解きAを僕の方へ向かせた。

あ「デント、君…？」

デ「…//」

僕はAを抱き寄せると、Aの顎を持ち上げ僕はAに顔を近づけた。

Aは頬を赤く染めたまま、静かに目を閉じた。

Aにキスをしようとしたその時…

ア「あーすっきりした!!」

サ「気持ちよかったな、ピカチュウ!」

ピ「ピカピカッチュウ!」

勢いよくドアの開く音がすると、アイリスたちの声が聞こえた。

あ・デ「…！？//」

僕たちは慌てて離れた。