瞳の中の記憶2 【デント】 (ページ18)

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17.森の中へページ18

－デントside－

マ「1着はアイリスちゃん、そして2着は同着でサトシ君とケニヤン君！」

サトシとケニヤンはゴールへたどり着くと一緒に倒れこんだ。

ケ「だ、だからアクセント違うって…」

デ「あれー…？Aはどうしたの？」

サ「そう言えば、見なかったな。」

どうしたんだろう、A…

ア「ハアーン！ハアーン！」

するとアゲハントが森の中から出てきた。

デ「アゲハント！Aは？」

ア「ハアーン、ハアーン！」

アゲハントは森の方を向いて鳴いた。

デ「もしかして、ケガをしているのか？アゲハント！案内してくれ！」

ア「ハアーン！」

そして僕はアゲハントと試練の森の中へ入っていった。

・

・

ア「ハアーン、ハアーン！」

あ「アゲハント…」

デ「あ、ここにいたのか！」

僕はアゲハントの案内でAを見つけることができた。

僕はしゃがみ込むと、Aの上体を起こした。

あ「デント君。シャンデラに攻撃されてかわそうとしたら、足を木の根でつまづかせてしまって…」

デ「そっか、それでねん挫したんだな。よし。」

そして僕はAを抱き上げた。

あ「デント君//」

デ「もう大丈夫だよ。あっちに着いたら僕が手当てするから。」

あ「ありがとう…ごめんね、デント君//いつも迷惑ばかり…」

デ「全然迷惑じゃないよ。じゃあ行こうか？アゲハントも行くよ。」

ア「ハアーン！」

そして僕はAを抱き上げたままゴールへ向かった。