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83.気が晴れるまで ページ23
−Aside−
私は自分たちの部屋へ来ると、ベッドに飛び込んだ。
そして私はまた泣き始めた。
声を漏らさないように押し殺して。
すると、ドアの開く音が聞こえた。
デ「A…」
あ「うっ…」
私はデント君に泣いてる顔を見られたくなくて、顔をベッドに埋めたままでいた。
デント君は私の傍へ来ると、私の頭を優しく撫でた。
デ「A…あんな話を聞いてすごく辛かったよね？」
あ「…」
デ「僕も…正直なんて言ったらいいか分からない。だけど…僕、Aの隣にいてAを受け止めるから…気が晴れるまで泣いてよ。」
あ「デント君…」
私は顔をあげると、泣いたままデント君を見つめた。
デ「ほら…」
デント君は優しく微笑んで手を広げてくれた。
あ「デント君っ…」
私はデント君に抱き着き、顔を埋め泣いた。
デント君は優しく抱きしめ、頭を撫でて私を受け止めてくれた。
私はその夜、泣いて泣いて…とにかく泣き続けた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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満月(プロフ) - めいさん» ありがとうございます！いえ、謝らなくて大丈夫ですよ(*´∀｀*) (2012年8月2日 22時) (
レス) id: 714211c1a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2012年8月1日 20時
