瞳の中の記憶2 part3 (ページ2)

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62.こんなことページ2

－デントside－

サ「デントー、あとどれくらいでセッカシティにつくんだ？」

デ「うん、この山をもう越えればセッカシティだよ。」

ア「サトシ、頑張って登ればジム戦だよ！」

サ「そうだな！そして7個目のバッチ、絶対にゲットしてやるぜ!」

僕たちは山をもう一越えしようとしていた。

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デ「じゃあ、ここでお昼にしよう。」

サ「じゃあ、俺はジム戦に備えてみんなと特訓してくる！」

ア「サトシ、私も付き合うわ！」

アイリスとサトシは荷物を置くと、特訓をしに行った。

あ「じゃあ、私たちはまた昼食作りだね。」

デ「うん、そうだね。さっそく取り掛かろう。」

僕たちは昼食を作り始めた。

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トントントン

僕はAの隣でサラダにする野菜を切っていた。

Aはサンドウィッチに挟む具材を炒めていた。

昨日の夜のことを、また思い出してしまった。

Aは笑顔で僕のキスを受け入れてくれたけど…

いつもなら、どうしたの？とか聞くのに昨日は聞かなかった。

どうしてなんだろう…

僕は考えていた。

ザクッ

デ「あ痛っ！」

そうやって考えていると、僕は包丁で指を切ってしまった。

あ「デント君！？」

するとAはすぐに駆け寄った。

あ「わあ、切っちゃったんだね？待ってて、すぐに消毒するから。」

Aはそう言うと、一旦火を止めて救急箱を取りに行った。

僕が料理中に指を切るなんて…

こんなこと初めてだ。