赤色との日常会話 2

. ページ21

.









「あの、あれだな、照れ隠しってやつ？」









「ふ、藤ヶ谷の性格的にな？ファンのお前なら分かるだろ？」









『うん・・・』









「あいつは絶対覚えてるよ。忘れるようなやつじゃない。」









『そっか・・、そうだよね？うん、そっか。』









「文章じゃ伝わりにくものもあるよなー、」









「俺も気を付けねーと。」









「つーーか、いい加減俺のファンになれよ。」









『もちろん宏光も好きだよ？』









『でも、アイドルとしてはたいぴーなんだもん〜』









「目の前にこの北山宏光様がいるっつーのに、」









『そういうとこ！！たいぴーはそんなこと言わないもんっ』









「キング、か」









「まーなんでもいいけどお前の彼氏は俺だからな？」









『そんなことわかってるよっ』









「お前も贅沢だよな〜」









『そんな私を好きになったのは宏光の方じゃん…』









「っるせーよ、」









『覚えてる？あのライブが終わったあとのこと・・・』









「あたりめーだろ。」






「あんなこと初めてだったし、な。」





「今でも信じられねーわ、自分でも。」







end…？

酔っぱらい→←2015年9月17日*

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す