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〜夢主視点〜
機嫌良く歩く与謝野女医。
その後ろを数歩遅れて山ほどの荷物を持って
歩く敦っと隣にそれをオロオロしながら見守るA。
敦「よ、与謝野女医…ま、まだ…買うんですか?」
与「_落とすんンじゃないよ?」
敦「_ッッッ!」
貴『…大丈夫…?』
敦「う、うん!大丈夫…だよ?」
絶対…大丈夫には…見えませんが…!?
っと思っていると_
(ッ_!?)
敦君の傍らを1人の着物の少女がすれちがう_。
一瞬互いに何か感じたのか目が合う敦君と少女。
少女はそのまま去っていく_。
(今の少女……殺気が……まぁ……何とかなるか…)←
・
・
私達は電車に乗った。
与「…ところでさ」
そう言ったかと思うと__…
与謝野女医はいきなり敦君の右足を持ち、裾をめくりあげる。
与「ふうん、綺麗なモンだねぇ…
アンタ、谷崎がやられた時、ポートマフィアに足を喰いちぎられたそうじゃないか」
貴『!?』
(ポートマフィア…!?…足を喰いちぎられた…!?)
与「癒合痕も瘢痕もない。
再生というより復元だ。”虎”はコレを一瞬で?」
敦「あの〜……何か問題でも…?」
与「なあに……妾が治癒できなくて残念って話さ。_でも次はないよ_。」
(あの…次も何も……無いかと…)
そう思っていた時、
電車にアナウンスを知らせる、コールアナウンスが流れる。
(あっ…来た…。)←
謎の男「あァー、テステス。こちら車掌室。
誠に勝手ながら今より、
ささやかな”物理学実験”を行いまぁす。」
_バァーン_
謎の男「今ので二、三人は死んだんじゃったかな?
でも、次はこんなモノじゃありませーん!!!」
与「云った傍から御出ましってワケだ」
敦「ど、どうしましょう?」
与「一、おとなしく捕まる。
二、走るこの列車から客数十名と一緒に飛び降りて脱出。」
与「三……………連中を、ぶっ飛ばす!!!」
私は三番に頷いた。
与「上等だ。なにしろ妾らは武装探偵社だからねえ。」
与「さて敦A、手分けして爆弾を探すよ。妾は前方、アンタらは後方だ。」
敦「もし敵がいたら。」
貴『勿論。』
与貴『「ぶっ飛ばせす」』
敦「…了解…!!!!」
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愛(プロフ) - 私的にも入れて欲しいです… (2019年11月14日 20時) (レス) id: ea32224a8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暁月 いつき | 作成日時:2019年10月25日 22時