検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:1,457 hit

審神者研修編‐壱 ページ3

司side

「……着きました。あなた方用の本丸、本丸No.XXXXXX、ワンダーランズ×ショウタイム本丸です。」

井之下の一言で瞑っていた目を開けると、かなりの大きさの屋敷が俺らを出迎えた。

「わあ!!おばあちゃんのおばあちゃん家位おっきいお屋敷だ〜!」

「いやでっか…ここに何人住むつもりなのよ…」

「さて、ここからは私は別件があるので…」

「おや?井之下さんは本丸を案内してくれないのかい?」

「いえ、ここからは、“こんのすけ”に案内してもらいます。」

「こんのすけ?」

「お呼びでしょうか?」

そこには、黄色と白のキツネのような動物が声を発していた。

「うわあああああ!?」

「うるさ……」

あのぬいぐるみの時を思い出したな………

「わあ!キツネさんだ〜!」

「ほう…?セカイは僕達の想いで出来ているからなんでもありだけど、ここは現実だからなぁ…どんな原理で動いているのだろう…?持ち帰って解剖…」

「待て待て待て!!まず話を聞くぞ!」

類に至っては、危険過ぎて放っておけんわ!!
井之下の方を向くと、呆れ笑いを浮かべながら話した。

「この子がこんのすけ。あなた方をサポートしてくれるクダギツネです。」

「はじめまして!こんのすけです!えっと…天馬司様、鳳えむ様、草薙寧々様、神代類様ですね!よろしくお願いいたします!」

「え、あ、よろしく……」

「じゃ、こんのすけ、あと任せていいかしら?」

「はい!お任せください!」

こんのすけが自分の胸を叩き意思表示をした瞬間、固かった井之下の顔が緩み、

「……敬語疲れた〜…、早く自分の本丸帰ってショタ達に癒された…ハッ!」

「……井之下さん?」

「……いいや!敬語外そっ!どーせ君達と同い年だし!」

「なっ!?井之下って、高校生なのか!?」

「そーだよ〜高一〜、あ、改めて自己紹介するね〜」


「井之下あのん、君達の本丸の担当だよ〜、わからないことあったら、いつでも聞いてね〜♪よろしく〜」

「あ、ああ…」

「じゃ、こんのすけ、あと頼んだ〜!ワンダショのみんな、またね〜!」

そういうと、また時計を操作して去っていった。

「うん!またね〜!!」

「…なんていうか、後半怒涛だったね…」

「ああ。だが、安心できそうな気がするな。」

「…お話は終わりましたでしょうか?早速、本丸案内に向かいたいと思うのですが…」

「では、行こうか。」

「わくわくどきどき本丸探検だ〜!」


====
井之下あのん


YSDメーカー様

弐→←弐



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いお - すごく面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年2月28日 20時) (レス) id: d21d734efb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:itukiren | 作者ホームページ:無し  
作成日時:2023年2月18日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。