ワンダショ、本丸を持つ。【プロセカ】【刀剣乱舞】 (ページ1)

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プロローグ‐壱ページ1

NOside

ここはフェニックスワンダーランド。

今日も笑顔が飛び交う場所。

その中でも最近話題になっているのが、“ワンダーランズ×ショウタイム”。

取り壊し寸前だったワンダーステージを救った。

「今日のショーも大盛況だったな！」

彼の名前は天馬司。髪のグラデーションが特徴的な彼が座長である。
でも、やたら声が大きい。

「お客さん、みーんな笑顔になってくれたねー！」

彼女の名前は鳳えむ。ピンク髪のショートヘアの彼女はフェニックスワンダーランドの偉い人のご令嬢である。
でも、色々とハチャメチャ。

「そういえば、次のショーはどうする？」

彼女の名前は草薙寧々。灰色がかった黄緑色の髪をしている彼女はワンダショの歌姫である。
しかし人見知りで、ネネロボと呼ばれるロボットも持っている。

「そうだねぇ。次は、寧々の得意なゲームをテーマにしたショーを作らないかい？」

彼の名前は神代類。紫髪に天然の水色メッシュを持つ彼はワンダショの演出家である。
しかし、奇想天外すぎて歯止めが効かなくなる時もある。(主に被害者は司)

「おお！いいね！ピコピコギュギューン！って感じがする！」

「ゲームか…新たな着眼点だな！」

「いいんじゃない？ゲームなら、わたしも頑張れそうだし」

「じゃあ、次の練習までに構想を練ってくるよ！」

「ああ、頼んだぞ…って、あそこの茂み、今光らなかったか？」

「？ホントだー！行ってみようよ！」

「いや、不審者とかだったらどうするの…、それに、セカイのみんなかもしれないでしょ」

「でも、あそこに電子機器なんて置いてないし、スマホ等も今全員持っているだろう？あれはセカイの光じゃなさそうだ」

「じゃあ、なんだ…？」

すると、黒服のスーツを着た女性が現れ、司達の前に立った。

「な…、誰だ！？」

「申し遅れました。私、“時の政府”の井之下(いのした)と申します。」

「井之下さん、こんにちはー！」

「いや、普通に挨拶してるけど、今回のショーにも来てなかったし、この人怪しいから。」

「それで？井之下さんは僕達に何を望むんだい？」

「はい。最近、あなた方の世界にはいませんが、“時間遡行軍”と呼ばれる過去を改竄しようと企む者達がおりまして、その者達を討伐するために…」

「待て待て待て！！状況が全くわからん！そもそも、その時間なんたらとかいうやつらとオレらにどう関係があるんだ！？」

「それは………」