第五十二話 社長会議 ページ7
太宰「澪華、もし君が
その言葉から始まった社長会議。1,2分考えてから私は発言をした。
澪華「…昨日の赤毛の子はポートマフィアの資料によると名はルーシー・モード・モンゴメリ。異能力は
異空間を作り出し敵を捕らえる異能力なのでビルの消滅と照らし合わせても彼女かと。
もし、敦さんや谷崎さんが遭遇した場合突破できるかは五分五分、といったところでしょうか。」
太宰「フーン…それじゃ森さんが居た場合は?」
澪華「、」
その瞬間、時が止まった。動いているのは異能無効かを持つ兄さんと異能力―人間失格―を付与していた私。
太宰「…始まったね。じゃあ、さっきの答えを聞こうか」
澪華「勝てます。」
太宰「澪華も矢張りそう思うかい?」
澪華「森さんなら合理的判断として自分は敵を倒さずに敦さんと谷崎さんに任せると思います。」
太宰「思っていることは同じだね。」
澪華「そろそろ?」
太宰「うん。」
その言葉とともに時は動き出した。
国木田「おい。太宰!」
太宰「あぁ、敦君たちは無事だよ。そろそろ帰ってくるころだ」
国木田「なんだと。」
社長「それならよい」
その言葉で社長会議は閉じられた。
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作者名:月宮澪華 | 作成日時:2024年3月2日 18時