第７６話 ワープ ページ28
貴「白蘭・・・！！」バッ
ベ「ちょ、姫！！今は危ないから！！」
駆け寄ろうとする私を止めるベル
ドサッ バサッ
怪我を負った白蘭と、足をやられたザンが倒れる
貴「いや・・っいやああああ！！！」ダッ
ベ「！！」
ベルの腕を振りほどき、白蘭の元へ走る
貴「白蘭・・っ白蘭！！」
血にまみれた白蘭
いつも白の白蘭に見慣れていたせいか
貴「貴方に・・赤は似合わないよ・・っ」
動かない白蘭の体を抱きしめ
ピキ・・ピキキキ・・・
白蘭の傷口を凍らせる
そして少し離れた場所にいるザンの腕と足の傷も止血のために凍らせる
バ「・・きみは雪の守護者だったね」
貴「・・・」
バミューダの言葉に耳を傾けつつ、白蘭の腕から時計を取り
私の腕に付けて立ち上がる
貴「許さない・・・っ！！」
パアッ
ＶＧを装着する。私の武器である、私より大きい鎌を持つ
骸「A！？」
リ「あれがあいつの武器か・・・」
バ「・・誰が増えようと構わないさ。そろそろ最後のターンにしよう」
ヴン
イェーガーがむっくんの後ろに移動し、手を突き刺すが、ギリギリで防ぐ
イ「浅いか」
もう一度突こうとするが
ビュッ
イ「！！」
イェーガーの腕に向かって鎌を振り下ろすと、イェーガーがその場から飛び退く
貴「逃がさないよ」
飛び退いた瞬間に、その場へ横に鎌を振りかざす。それと同時に雪を凍らせた礫を飛ばす
イ「っ」
なぜかバミューダが瞬時に肩に乗り、そのままワープして避けた
ヴン
ワープしたイェーガーは、そのまま私の背後に
貴「！」
間に合わない・・・っ
骸「A・・！！」
ビュッ ガッ
私に刺そうとしたイェーガーの腕に、鞭が絡まる
ディ「大丈夫かA！！」
それはディーノさんのムチだった
バミューダはその隙に肩から降りる
ヴン
腕を残して再びワープしたイェーガーは
ズバッ
ムチごとディーノさんの体を縦に斬る
そこへ、先ほど残した腕が飛んでいく
ギャッ
それをどこからかとんできた鎖が防いだ
ディ「！？」
イ「何！？」
雲「借りは返したよ」
ディ「恭弥！！」
そして恭弥が攻撃するけど、イェーガーはワープでよけなかった
貴「・・・」
イ「次から次へと雑魚共が・・」
バ「いいさ、今のでディーノ君は戦えなくなった」
ディ「ぐっ・・」
貴「ディーノさん今止血するから・・！」
ディーノさんの傷口を凍らせた
ディ「サンキュー・・・」
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大福(プロフ) - 物語が進むテンポが良くて、とても読みやすかったです。面白かった。ありがとうございました。 (2018年1月27日 14時) (
レス) id: 327421a364 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - あれ?骸と契約してなかった? (2015年6月29日 0時) (携帯から) (レス) id: e55226e5d5 (このIDを非表示/違反報告)
ルルフ - 面白かったです!(*´∇｀*) (2015年5月12日 16時) (レス) id: cf231b6c3c (このIDを非表示/違反報告)
雲雀love - 素敵なハッピーエンドでした！ (2015年5月8日 15時) (レス) id: a53255b796 (このIDを非表示/違反報告)
小湊はるな - 完結おめでとうございます（≧∇≦）とても面白かったです^ ^ (2015年1月6日 2時) (レス) id: f37cbbc9a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ王子♪
| 作成日時：2014年10月28日 19時
