第７２話 面会 ページ24
―並盛中央病院
風はアルコバレーノの会合があるらしく、別の病室へ向かった
貴「・・・」
“白蘭”と書かれた表札のある部屋の前で立ち止まり
コンコン
二度ノックする
「ん？入って入って〜」
中から彼の声がする
ガラ・・
ドアを開け、中に入ると
白「！」
白いベッドに寝転びマシュマロを食べる白蘭がいた
白「やあ♪来てくれたんだねAちゃん♪」
怪我がひどいのか、体の至る所にガーゼが張られていた
右手は得にひどいのか、包帯が巻かれてる
貴「白蘭・・大丈夫なの・・？」
ベッドの傍に行き、右手に痛々しくまかれた包帯の上から優しく手を乗せる
白「大丈夫大丈夫♪時計は壊れちゃったけどね・・あれ、Aちゃんの時計は？」
貴「恭弥がボスウォッチ壊しちゃったから・・敗退だよ(苦笑」
白「あははっ」
それから他愛もない話をした
貴「あ、お花買って来たの忘れてた・・ちょっとお水入れてくるね」
白「ありがと＾＾」
花瓶を持って病室を出る
花瓶にお花を活け、また白蘭と話をしていると
白・貴「「？」」
こちらに近づいてくる炎の気配がした
この炎は・・・
貴「・・マヨ？」
ヒュッ
開いていた窓からは言って来る人物
白「やあ、君か」
超ツ「ああ、白蘭・・Aも丁度いい。話があるんだ」
貴「話・・？」
超ツ「・・・二人とも、力を貸してくれ」
マヨはバミューダやタルボさんから聞いた話を簡単に話し
明日、また話すといって去って行った
その後、面会終了の時間になったので
私も帰ろうとすると
白「ここに居なよ、Aちゃん♪」
貴「？・・でも面会時間すぎちゃったし・・」
白「ここってヒバリ君のコネがあるんでしょ？じゃあ大丈夫だよ♪」
確かに・・色々寄付したりしてるけど・・・・
白「という事で♪」
グイッ
貴「わっ」
腕を引っ張られ、白蘭の上に倒れる
貴「ご、ごめん！」
怪我が痛むと思ってすぐに降りようとすると
貴「・・・白蘭？」
ガッチリと左手で腰を引き寄せられたまま離してくれない
白「一緒に寝ようよ♪」
貴「え」
白「ダメかい・・？」
貴「・・・今日だけだよ///」
白蘭が少しずれ、私は隣に寝転ぶ
ス・・
二人より添って横になると、私の腰に白蘭の手が回りさらに引き寄せられる
目の前には白蘭の胸
貴「！////」
恥ずかしくなり、その胸に顔を埋める
白「フフッ////・・おやすみ、A」
貴「おやすみ・・///」
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大福(プロフ) - 物語が進むテンポが良くて、とても読みやすかったです。面白かった。ありがとうございました。 (2018年1月27日 14時) (
レス) id: 327421a364 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - あれ?骸と契約してなかった? (2015年6月29日 0時) (携帯から) (レス) id: e55226e5d5 (このIDを非表示/違反報告)
ルルフ - 面白かったです!(*´∇｀*) (2015年5月12日 16時) (レス) id: cf231b6c3c (このIDを非表示/違反報告)
雲雀love - 素敵なハッピーエンドでした！ (2015年5月8日 15時) (レス) id: a53255b796 (このIDを非表示/違反報告)
小湊はるな - 完結おめでとうございます（≧∇≦）とても面白かったです^ ^ (2015年1月6日 2時) (レス) id: f37cbbc9a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ王子♪
| 作成日時：2014年10月28日 19時
