第６６話 プレゼントプリーズ ページ18
―夜 ホテル
仕事を終えて、跳ね馬の言っていたホテルへやって来た私達
風「随分豪華な所へ来ましたね」
私に抱っこされている風は、ホテルを見渡す
雲「跳ね馬は夜ここに来ると言っていたからね」
風「なぜです？跳ね馬にそこまでこだわるのは」
貴「ディーノさんは初めて恭弥の師になったつもりの人なんだって」
雲「でもそんな存在、僕は要らない」
チン
エレベーターに乗って上の階へ行く
その途中
《ティリリッ》
《バトル開始１分前》
「「！！」」
びっくりしたぁ・・もう・・音量調節とかできないのかな←
風「始まりましたね」
雲「代理戦争に優勝したらって例の約束、覚えてるかい？」
風「もちろんです。Aは本当に何もなくていいのですか？」
貴「うん、こうやって抱っこさせてくれるだけで十分だよ＾＾」
チン
目的の階に着き、エレベーターを降りると
「「！」」
そこにはヴァリアー幹部の面々がいた
ス「ヴォオオイ、これから出向こうって時に・・」
ベ「ししっカモがネギ背負ってきやがった」
レ「娘が風抱いてだろ」
ル「どっちでも良いじゃない・・」
マ「ムムッ・・風」
風「やあマーモン」
雲「これはこれで嬉しいな。ここはまるでサバンナだ・・」
貴「あれ、ザンは？」
ス「ヴォオイ、A」
ベ「笑わせるじゃん」
ス「オレ達じゃ相手にならないっていうのかぁ？」
雲「君達だって役には立つさ、僕の牙の手入れ程度にはね」チャッ
貴「恭弥、ディーノさんはいいの？」
雲「今はね。目の前に良い群れがいるんだ、先にこっちから狩るよ。Aは見てて」
貴「えー・・」
雲「見てて」
貴「・・あい」
恭弥の気迫に負け、風を連れて端へ移動する
風「フフ、彼も貴方の事が大切なのです」
貴「・・うん」
風「ですが、それは私も同じこと」
貴「？」
風「少々失礼」
そう言って私の腕から抜け出し
タンッ
風「プレゼントプリーズ」
時計に向かって何かを言う
すると
ドッ グ・・グググ・・
おしゃぶりが床に落ち、風の体がどんどん大きくなる
貴「・・フォ・・ン・・・？」
風「・・・フウ」
私より背の高くなった風は成長と止める
風「・・(ニコ」
恭弥に良く似た顔で微笑み
風「私も参戦しましょうか」
そう言って恭弥達の元へ行く
貴「・・・」
突然の事に驚いて、思わずフリーズしてしまう
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大福(プロフ) - 物語が進むテンポが良くて、とても読みやすかったです。面白かった。ありがとうございました。 (2018年1月27日 14時) (
レス) id: 327421a364 (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - あれ?骸と契約してなかった? (2015年6月29日 0時) (携帯から) (レス) id: e55226e5d5 (このIDを非表示/違反報告)
ルルフ - 面白かったです!(*´∇｀*) (2015年5月12日 16時) (レス) id: cf231b6c3c (このIDを非表示/違反報告)
雲雀love - 素敵なハッピーエンドでした！ (2015年5月8日 15時) (レス) id: a53255b796 (このIDを非表示/違反報告)
小湊はるな - 完結おめでとうございます（≧∇≦）とても面白かったです^ ^ (2015年1月6日 2時) (レス) id: f37cbbc9a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカ王子♪
| 作成日時：2014年10月28日 19時
