炉「第51話ですよー。」異「ちょ、それ僕の出番っ!」 ページ7
あのさ、僕、意識が飛んだって話だったでしょ?
実はアレ、嘘。←
嘘っていうか、舌噛んで倒れた途端、幽体離脱的なアレになっちゃってね?
今は、[カルトゲーム]によって出現させた自分の分身に、″魂だけ″乗り移ってるんだ。
どうやって分身を出現させて、どうやって乗り移ったか?
そんなの聞かないでよ、あくまで僕は、″
因みに今居る場所は、僕が倒れた場所からすこーし離れた木の陰。←
あーあー、炉杏さんとか、僕がこうして幽体離脱的なアレになっちゃってるのに気付かずに(※普通、気付くわけがない)ゆさゆさしてるし。
しかも、″自分の目の前に居る異月が″なんか言った、って思ってるっぽいけど、言ったのは分身姿の僕だしね。口開いてなかったのに、気付かないとか…………フフッ
てかなんか泣きそうな顔してるし。
可哀想になってきた。
でも、乗り移ってから48時間後までは実体には戻れないし、それに、僕にはやるべきことがある。
…………え?″何をすべきなのか″?
しょーがないから教えてあげよう。←
僕、実はね、見ちゃったんだな。
変なカッコした女の子が、戦武の皆を空き家に連れ込むとこ。
りーちゃんの捜索中に、ほんのちらっと見掛けた
から。その時は声、掛けなかったけどね。
てなわけで、この分身の姿で、今度はお前らを逆探査してやる。
僕は木の陰から(遅い足で)咄嗟に空き家に入り込むと、″とある物″を見つけ出すなり持ち出した。
そして、こう呟いた。
異「覚悟しろ、【
†+†+†+†+†
″とある物″って何っすかね?私もわからなーい←
てなわけで短めのチート回終了★
ことりさんにパッス
異「更新してるの琴凛だけど僕sideらしい」胡「どうでもいいけど第52話」→←異「え…………皆、一体どうしt」炉「わわっ……倒れちゃった!?第50話ですっ」
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作者名:華瀬咲來 & +琴凛.*♪ x他2人 | 作者ホームページ:http:
作成日時:2015年9月13日 18時