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異「うげっ、」薔「どうしたの姉ちゃん」異「だ、第64話……」 ページ20

異月side


ひ「ねぇねぇ異月ちゃん!凛蕾ちゃんは?最近見てないんだよねぇ〜」

め「確かに…………どうしたんでしょう……」

ア「心配です…………無事だといいのですが」

湊「……ゆっくりでも、探せば、見つけられると思う…………大丈夫」

赤「ていうか、霧裂ちゃんがどこ行ったか、黒夜ちゃんは知らない的な?」


異「う、うん…………」


あ、はいどうも、異月だよ。
今、この方々にりーちゃんについて聞かれてて、困惑中です……

なんで困惑するか?そりゃ勿論、″りーちゃんは実はLife after deathクラブの一員で、今はそっちで活動してる″なんて言えないからさ


《そもそもなんでこんなことになったか》

薔汰と一緒に星鎖先輩のお屋敷に行く→先輩に、これまでにあったことを全て話す→話し終わり、自室に向かう(ここで薔汰と別れる)→向かう途中、赤間先輩とアスヒに会う→他愛のない話をする→話してる途中、花袋ちゃんとひみ先輩、湊川先輩が来る→こんな感じ。


このメンバーに一挙に出会うなんて、偶然にも程がある。こんな偶然要らないよ!?

ただでさえ皆の記憶喪失のことで疲弊してたのに、神様、貴方はまた僕を疲れさせる気ですか…………


(うぇぇぇぇぇぇああああああぁぁぁぁぁぁ)


意味のわからない叫びが、心の中で響いた。

†+†+†+†+†

薔汰side


姉ちゃんと別れて、ボクは一人、廊下を歩いていた。

すると何処かから話し声が聞こえて、ちょっと気になったから覗いてみると。


薔「ん?なんかあの人達見たことある…………あ!姉ちゃんの友達と、友達のきょうだい」


盗み聞きは悪いこと。そう知っていても気になっちゃって、ボクは聞き耳をたてた。

すると。


薔「え」


信じられない言葉が紡がれていて、ボクは驚愕したのであった。

†+†+†+†+†

鴉杞side


なーんか忘れてる気がするのよね。大事な事。

思い出せそうで思い出せないこのもどかしい存在は、一体何かな?

Life after deathクラブ。

あの連中に何かをされてから、私の心から、光が消えたような…………

まるで、太陽が、陰ったみたいに。

私の、太陽。
私の心を、いつも明るくしてくれる人…………

その時、一人の部員のことが過った。


鴉「異月ちゃん…………!」


私は咄嗟に、自室から出て廊下を駆け出していた__

†+†+†+†+†

うぇぇぇぇああああぁぁぁぁ!

すみません、ちょっと叫びたかった←
ことりんごにパッスゥイング!!

胡「今宵の夢は悪夢、悪夢は過去夢…第65話」→←胡「何も見えなくなってきた…」シニガミ「少し休みなよ。第63話」



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作者名:華瀬咲來 & +琴凛.*♪ x他2人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2015年9月13日 18時

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