２０話「夢のような夢」 ページ20
.。沖田side
『総悟、総悟ー』
この声………A？いつの間にか寝ていたらしい。
目を覚ますとそこにはAがいて、俺を揺さぶっている。
起きたのを知ると、まだ寝たままの俺の体に抱きついてきた。
「A…、何して＿『ずっと待ってたんだよ？総悟が起きるの、遅い』
「え？あぁ、ごめん...？」
訳が分からない。何だこの状況...
なんで平然とAは俺に抱きついてるんだ？
俺は多すぎる情報量に頭を傾げていた。
だが、これだけは理解することができた。
うわ、めっちゃ可愛い。好き…！
『一緒に寝っていい？待たせたんだからそれくらいの我儘聞いてくれるよね？』
「いい……って待て。お前やっぱおかしい、変なもんでも食ったか？』
『違う。…ねぇ、いいでしょ？』
そういうと俺の返答を待たずに布団の中に潜り込んできた。
いいのか？本当にこんなことして。
こんな、こんな…!!
.。
「待て、駄目だ！＿＿＿＿あれ？」
ハッっとなり起き上がるとさっきまで隣にいたAは目の前の椅子に座っていて、起き上がった勢いで立った俺をクラス全体が見つめていた。
…夢かぁー……目覚めわっる。
俺は授業中に寝てしまっていたらしい。
それも夢を見てしまう程の爆睡状態、我ながら凄いな。
軽く謝罪しながら席に座ると早速Aがバカにした様子で笑いながら話しかけてきた。
『後ろで寝てると思ったら夢まで見てたんだー。ぷぷぷ、恥ずかしぃー』
「っるせー…。大体お前のせいだし」
『え、今回はなんもしてないじゃん。なんd＿「黙れ、前向け」
『超ムカつく!!』
「へいへい、好きにムカついてろ」
『ん〜!!次寝たときは殴って起こすから、これまじだから』
「そりゃあ、おっかねーや」
.
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依兎｡.ｲﾄ.。 - すすさん» すすさん、ありがとうございます！初めてもらったコメントが褒め言葉で凄く嬉しいです！これからも更新頑張るので、僕の文才もない作品見てやってくださいw (2021年2月23日 13時) (
レス) id: 204f45673b (このIDを非表示/違反報告)
すす(プロフ) - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます！今日から作品読んでたんですが、すごい内容が面白くて最高です！更新頑張ってください！ (2021年2月22日 19時) (レス) id: 9c1889318b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：依兎｡.ｲﾄ.｡ | 作成日時：2021年2月13日 22時
