愛しいと言えたなら

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ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


ﾀｽｸ ？


ﾐｷ ん？誰の？


ﾀｽｸ あ、俺のだ



ﾀｽｸ はい。もしもし

？ 『あぁ、美門、久しぶり。アーヤ居るか？』

ﾀｽｸ 居るけど…？なんで

？ 『フゥ…それは良かった。そんな警戒すんなって』

ﾀｽｸ なんでって聞いてるんだ


質問しているんだから早く答えろよ…


？ 『アーヤ、お母さんに連絡しなかったんだろ』


？？


？ 『アーヤに代わってくれ』

ﾀｽｸ …分かった。アーヤ、黒木から



ｱｰﾔ へっ？黒木くん？も、もしもし？

ｸﾛｷ 『もしもし。アーヤ？』

ｱｰﾔ う、うん。そうだけど…どうしたの？

ｸﾛｷ 『アーヤ…トロいね…』

ｱｰﾔ えｯ！？なんで！？

ｸﾛｷ 『…家に連絡した？』

ｱｰﾔ …？？……あｯ！！

ｸﾛｷ 『ほらね…』

ｱｰﾔ ご、ごめんなさい！

ｸﾛｷ 『お母さんから連絡がきてね、アーヤと一緒にいないかって…でいろんなとこに行ったり連絡とったりして探してどこにも居ないっていうから…もしかしてと思ってさ』

ｱｰﾔ 本当にごめんなさい！！

ｸﾛｷ 『じゃあ、約束して？次からは絶対に連絡すること。いい？』

ｱｰﾔ はいｯ！

ｸﾛｷ 『皆、心配して探してたんだからね』

ｱｰﾔ うぅ本当に申し訳ない…

ｸﾛｷ 『今回は、許すけど…本当に気をつけてね？心底、心配だったんだから…アーヤ可愛いし…連れ去られたんじゃないかとか、いろんなこと考えたんだから…』


ｱｰﾔ うん。気を付ける。あと私は可愛くないよ。心配してくれてありがと


ｸﾛｷ 『…可愛いのに…(ﾎﾞｿｯ)誰と何処に居るの？お母さん、本当に心配してて…なるべく早く帰った方がいいと思うよ』

ｱｰﾔ そうなの！？じゃあ、もう帰るね！今、新城さんと悠飛と翼と居るよ。場所は新しくできたショッピングセンター

ｸﾛｷ 『そっか。じゃあ、連絡しとくね。気をつけて帰ってね？』

ｱｰﾔ ありがとう！気をつけるね。じゃあまたね

ｸﾛｷ 『うん。また』




ピッ


ﾀｽｸ どうしたの？

ｱｰﾔ …それが…その…私…

ﾀｽｸ ？

ﾕｳﾋ ？

ﾐｷ ？


ｱｰﾔ 家に連絡してなくてｯ…


ﾀｽｸ えｯ…と…

ﾕｳﾋ ｸﾊｯ…ｸｸｸｸｸｯ

ﾐｷ 立花さん…




ﾀｽｸ&ﾕｳﾋ&ﾐｷ トロイな/ね


ｱｰﾔ はぅ…


ハモった言葉にアーヤはより一層落ち込んでいるようだった







…本当にトロイなぁ…






そのことに何故か安心できたのは何故だろう

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