RAID 9 ページ10
RAID 9
時が経つのは早く、もうあたりは真っ暗
とっくのとうにレッスンは終わっていて、私はレオ先輩への宇宙講座をしていた
「と、言うことですレオ先輩...レオ先輩？」
宇宙について語りすぎちゃったかな
レオ先輩はすぅすぅと寝息を立てていた
綺麗な顔をしているなぁ...
髪の毛がふわふわしていて思わず触りそうになってしまう
泉「なぁにしてんの？」
「げっ、泉さんまだいたんですね...」
泉「なに？俺がいちゃ悪いわけぇ？」
「そうは言ってませんけど...」
泉「そいつ、どーすんの？」
「どうしましょうか、車椅子でもあれば良いんですが...」
泉「はぁ、そんな大掛かりなこと出来るわけないよねぇ？」
「確かにそうですよね...」
ったく... と泉さんは言い、レオ先輩を背負ってくれた
泉「せめて校門までは...ね。その方がAも助かるでしょ？」
「すごい助かります！ありがとうございます」
泉「っ...きょ、今日はやけに素直だよねぇ？」
「そうですかね」
泉「まぁ、いいけどぉ」
隣を静かに歩く泉さんは月明かりに照らされている
銀色の髪はつやつやと光っていてまるで宝石みたいだ
やっぱりワカメ食べてるのかな
それに比べて私の髪は、兄さんと同じワインレッド
そんな素敵なもんじゃない
泉「なぁに？さっきから俺の顔じっと見ちゃって」
「あぁ、いえ、綺麗だなと」
泉「はぁ...鈍感」
「それは無いですよ、だって...あ、いえ何でもないです」
泉「何なの？気になるでしょ？」
「いえ、これは...言う時が来たら言います」
危ない、兄さんがいるっていうことも昔軍隊に入っていた事も内緒なんだった
泉「ふぅん」
校門まではそんなに遠くなくてすぐについた
泉「ほら、れおくんもう起きて」
れおくん呼びなんて初めて聞いたな
これも1つの弱み...？
レオ「んん...A...」
「何ですかー？」
レオ「大好きだ」
泉「...」
そんな素敵な笑顔で言っちゃダメですよ
「寝ぼけてますね、失礼します...へいっ」
私はぺちっとレオ先輩の頬を両手で挟んだ
レオ「な、なんだなんだ！？」
「もう帰る時間です、ほらここ校門ですよ。泉さんがおぶってくれたんです」
レオ「おぉ、ほんとだ！珍しくセナが優しい☆」
泉「ちょっと、俺はいつも優しいんだけどぉ？」
レオ「はっ、そんな事より早くルカたんのところに帰らないと！じゃあな！あははは☆」
全く...嵐みたいな人だ
泉「さ、俺達も帰ろうか？」
ん？なんですと？
俺達？
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美玲(プロフ) - お話、読ませていただきました!!え、好きなんだが!?…はい、私は茨くんよりのEden箱推しで、Eden関係の夢小説少ないので嬉しいです！最高ですね!!応援してます!!突撃!!侵略!!制覇!!やっぱ茨くんなんだよなぁ……!! (2022年7月16日 21時) (
レス) @page21 id: 0536cf4548 (このIDを非表示/違反報告)
恋桃(プロフ) - 十六夜 桜さん» そうですねっ...瀬名と同じDNAを感じる...！ (2020年1月8日 10時) (レス) id: 67cf81c6cd (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - ま、まさかの、ツンデレですか！？可愛い (2020年1月8日 0時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
恋桃(プロフ) - 十六夜 桜さん» 十六夜 桜様コメントありがとうございます^^*最近更新が遅れちゃって...申し訳ないです。頑張ります！ (2020年1月5日 18時) (レス) id: 67cf81c6cd (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 桜(プロフ) - 瀬名だ！楽しみ！これからも更新頑張ってください (2020年1月5日 16時) (レス) id: 12d90357d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恋桃 | 作成日時：2019年12月30日 15時
