あらすじ ページ1
有名な財閥の跡取り令嬢三ノ宮Aは、実は根っからのオタク。
両親は勿論、使用人や友達にもそれをひた隠しにして今まで生きてきた。
しかしある時、グッズをベッドの上に置いたままであることを忘れて食事をしに行ってしまったため父親にオタクだということがバレてしまう。
我が家の恥だ、出ていけ!と言われ、家を飛び出したAが辿り着いた先は懐かしい公園。
感慨に耽っていると、涙が一粒、また一粒と落ちていく。
不安に押し潰されそうになったときに、とある男の人が声をかけてくれた。
優しいその人は、Aが家を飛び出てきたということを知ると本気で心配をし、果てには泊まらせてくれるという。
若干の申し訳なさと男の人だという戸惑いでもう一歩踏み切れないでいると、シェアハウスをしていると告げられた。
それなら、まぁ…と思い、彼に着いていくと想像していたよりも大きな建物が目の前に。
ドアを開けると、これまで幾度となく画面越しで聞いてきた声が聞こえて。
薄々怪しさは感じていたけれど、やはり彼らはAの愛してやまない浦島坂田船だった。
全てが夢物語のようだけど現実で、ドキドキしていると“一緒に暮らそう”という坂田の言葉。
断れる筈もなく、答えはもちろんYESの一択。
シェアハウス2日目は早速全員でAの家具を買いに行くことに。
移動の為に利用した満員電車での疲労を回復するべくスタバへ行くと、crewがここにいることが判明。
生憎、志麻がいないためここから動けずあたふたとしている間にとうとう話しかけてきた。
当たり前だがAを見て“どういう関係なのか”と問う彼女。
絶体絶命のピンチに困っていると、やっと現れた志麻が「歌い手友達」だと嘘を吐いた。
彼女はそれを聞いて納得し、歌い手名を質問。
なんとなくパッと思い付いた、恋羽という名前をその場凌ぎで教えたが、そんな歌い手などいるはずがない。
とりあえず彼女と別れることが最優先だと悟ったうらたは、5人でスタバをあとにする。
そうして向かった先は浦島坂田船の知り合いが経営しているという素敵な雰囲気の雑貨屋さん。
知り合い…一体誰なんだろう、と不思議に思っていると現れたその人は絵師の月森フユカさんだった。
フユカさんにも事情を説明し、6人でどうしよう…と頭を抱えていると、志麻から本当に歌い手をやらないかという思ってもみなかった言葉。
※次のページに続きます。
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しゅがー@こたぬき - むっちゃ面白いです!!ゆっくりでいいので更新頑張ってください!受験生なので体調管理気よつけて! (2018年12月6日 16時) (レス) id: 1f604a1e22 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 彼方 - 頑張ってください! (2018年8月5日 20時) (レス) id: 6ae8b940a8 (このIDを非表示/違反報告)
苺 - とっても面白いです!更新が楽しみすぎます!あと、詩雨さん、お誕生日おめでとうございます!(合ってますか…?) (2018年7月28日 9時) (レス) id: 8669ff7857 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 彼方 - オムライス食べたくなったです。))ぐーー、、 (2018年7月26日 19時) (レス) id: 6ae8b940a8 (このIDを非表示/違反報告)
詩雨(プロフ) - 加恋@坂田家さん» はい〜うらたさんをよろしくお願いします〜〜(?????)1票差だったので集計のとき確認めちゃくちゃしました(笑)応援ありがとうございます、頑張ります(´`* (2018年7月25日 22時) (レス) id: 8c5ac68716 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:詩雨 | 作成日時:2018年6月23日 20時